信用について考えてみた
どうもにょーるです。
本日更新10日目です。
昨日は初めてクリエイターの西野亮廣さんを目の前にすることができました。そしてこれからも会う機会があると思います。そして本日はイオンシネマ大日にて映画「えんとつ町のプペル」のストーリーを西野が全部しゃべる会に行ってきます。この感想は明日にでもします。
さて本日はなんの内容を書こうか考えながらお笑い芸人オードリーの若林正恭さんの著書「ナナメの夕暮れ」を読んでおりました。この本を購入した理由は読書芸人である若林さんは、現在までいろいろな本を紹介してきましたが、若林さん自身はどのような本を書いてあるのか気になったのです。
内容は若林さん自身の半生を描いており、悩みや苦しみ、葛藤などを交え、若林さんの人間らしさや自分らしさを表現した内容となっております。その中で今の時代と昔の時代の国、企業、個人の力関係の変化について書いてあり、なるほどと思いましたので参考にして書かせていただこうと思います。
今は個人の時代である
戦前の日本の力関係をピラミッド型に並べると
国→企業→個人
の順番となっている。つまり、国を守るためにみんなが働くという構図
戦後は
企業→国→個人
となっておりいい企業で働いている人がもてはやされた時代。とにかくいい企業で働けば安心安全と信仰された時代でした。
そしてバブル崩壊後は国と企業に対しての信頼性が薄れ、個人の価値観が尊重されている時代に移行している。
つまり、
個人→企業→国
という構図に変化してきた。
この話を読んだ時になんとなく自分でも今の時代は企業や国に頼っていては自分自身に何もプラスにならないことは分かっていましたが、今と昔の力関係についてどう変化したかは考えたことがありませんでした。
個人の信用をためて生きる時代に突入した
戦前は個人も企業も国のこと信用して国を守るために必死に働いてきた。
戦後は企業を信用して、国は企業のために法律を変え、個人は企業を信用して自分の生活を守った。
バブル崩壊以降は企業が次々倒産し、国による政策に関して個人が不信感を持つ人が現れはじめた。最終的に一番信用できるのは自分なんだということに個人が気づき始め、お互いが個人の価値観を尊重するようになる。
つまり、戦前は国が信用をためた時代
戦後は企業が信用をためた時代
そして現在は個人が信用をためなければいけない時代に突入したというわけだ。
なお、個人の信用ためなければ生きていけない時代になったというのはクリエイターの西野亮廣さんもよく言っていることなんですが、こうやって今と昔の時代の力関係の変化を見直した時に共通することはピラミッドの上に来るのはいつも信用があったからだ。ということが今回の若林さんの著書を読んで改めて理解できました。
それでは本日はここまで
ありがとうございました。また次回
参考文献
若林正恭(2018)『ナナメの夕暮れ』文藝春秋