2023年富士ヒル初参加 ボロボロ雑記(35)
◆下山~吉田うどん
(1)下山待ち
「準備が出来た人から、下山してください」
的なアナウンスと、
閉門時間があるので、もうそろそろ時間がない旨の
アナウンスを聞いた気がした。
(気のせいかも?)
下には防風のサイクルパンツも履き、
イヤーウォーマーまで準備して、下山の列へ向かう。
とのアナウンスもあり、
迷ったのだが、試走の時に減圧しなくても一応いけたのと、
最悪、帰り新宿から自走で帰宅する可能性もあったので、
空気は抜かないままにした。
(周りを見てもあまりやっている人は少なかったように見えた)
下山の列に向かう途中にも、
続々と後続の参加者さん達が次々とゴールし、
出し切ってメチャしんどい顔をしていたり、
達成感のある、清々しい顔をしていたり、
そんな、他の参加者さん達の顔がまぶしかった。
悔しい。
やっぱり悔しかった。
自分もそんな顔をしてゴールしたかった。
どうしても引きずってしまう。
「イカンイカン。」
これから下山なんだ。
安全第一。
余計なことを考えるのはよそう。
しばらく下り、下山待ちの列に並ぶ。
どのくらい待っただろうか。
そんなには待たなかった気がする。
雨に降られた年なんかは、
この下山待ちの待機時間でも、
かなり体温をもっていかれてヤバイときく。
2023年は、まったく雨に降られず、
万端に準備した下山装備で、寒さは大丈夫だった。
周りを見回してみても、
皆、登りの最中とは違い、それなりに着こんでいて、
「ああ、やはりもう終わったんだなぁ」
と妙に実感してしまった。
(2)集団での下山はなかなかムズイ難しい
そんなこんなでいよいよ下山開始。
第8スタートまでに分かれているとはいえ、
数千人が参加している大会。
やはり、こうしてまとまって下山となると、
それなりに人が多く、密集度も高い。
下山。ダウンヒル。
私の経験値といえば、4月に試走にきた時に一度下りを経験したのみ。
その時は、
くらいの怖さしかなかったのだが、
いざ、富士ヒルの当日の下山を経験してみて、
「集団で下山するって、こんなに大変なの!?」
と感じた。
まず、
速度が出ているので
だいたい横2列くらいで、
たまに後ろから抜かしてくる人(これもどうかと思ったけど)が居て
横3列になったりしていた気がするけれど、
基本的にそのラインを維持。
危ないので。
「こんなにも、道の横幅を自由に使えないのは
大変なんだなぁ」
と思った。
そして次に、
安全のためにもちろん
ゆっくり目の速度というのは重要なのだろうけれど、
「ここまで低速なのか。。。」
というのが感じた正直な感想。
ブレーキの回数がメチャ多い。
細かく分けてブレーキングするし、
なるべく重心を後ろに下げてブレーキングしたりしていたのだが、
これが、
寒さで手がかじかんでいたり
疲労でブレーキレバー引けなかったり
なんて状態だと、かなり危険だなと思った。
気を抜くと、
すぐに前走者に追いついてしまう。
下りなので、
もちろんほぼペダルを回さず、
ただ下っていくだけなのだが、
思いの外下りも結構つらく、途中からは、
「しんどい。
早く、下山が終わって欲しい。」
と思っていた。
こうして振り返ると、
下山の時の気持ちも含めて、
やっぱり私は初参加の初心者だったんだな
となんとなく思った。
いやー。
ムズイ。
下山パトロール隊に参加することなんて、
一生出来ないんじゃないかなと、本気で思う。
(3)下山完了!吉田うどんを食す
途中、料金所らへんの道は広いので、
一度端で止まって写真でも撮ろうかなと思ったが、
結局、まぁ止めておくか、、、とやらなかった。
そんなこんなで、
なんとか事故なく、富士北麓公園まで戻ってこれた。
暑い。
そりゃそうか。
冬装備だもの。
到着してサイクルラックにロードバイクをかけて、
とにかく着替え。
五合目で着た装備をそっくり脱ぐ。
さぁどうすんべ。
ゼッケンの端っこに
吉田うどんの引換券がついていたので、
それを食べにいきたかったのだが、
普通に、ロック(鍵)を持ってくるの忘れた、、、
次回は下山荷物に忍ばせるようにせねば、、、
さぁどうすんべ。
「ま!行っちゃうか!」
スピードセンサーも盗まれなかったしな。
(お前が家に忘れてきたんだろ)
リュックで荷物をもって、
サイクルEXPO方面へ。
ありました!
吉田うどん。
ほうほう!
これが吉田うどんか。
初吉田うどん。
下山してきて安堵したすきっ腹に沁みるぜ。
結構モリモリ食べた。
もう一杯頂きたい気にもなったが、
帰りのバスでトイレに行きたくなったら困るので、
ひとまず吉田うどんのおかわりは止めておいた。
続けて、
何か冷たいものが食べたくなり、
ソフトクリームを食べた。
インスタとかを眺めていても、
サイクリストは、やたらと
海鮮丼とアイスを食っている気がするのは、
気のせいだろうか?
と、人のことは言えず、ソフトクリーム。
めっちゃ盛況で、
次から次へと注文が入り、
あまりの忙しさからか、お店の方が何やら内輪で揉めていた。(汗)
その後、
サイクルEXPOのラスト?
お楽しみの抽選会をやるという放送を聞いて、
つられてフラフラと。
放送を聞いて、
「当たった!」
と思ってから駆けつけてもダメ!
この場にいる人じゃないとダメ!
ということで、
富士ヒルタイムはダメダメだったけれど、
何かもらえるかも知れない!
貧乏根性を出して、最後まで参加。
わきあいあいとした雰囲気で、
司会の方たちも盛り上げてくれ、
品物提供側のスポンサーさんも、
その場で追加で提供品を増やしてくれるなど、
盛り上がった。
楽しかったが、当たらなかった!
ぎゃ~!
そんなこんなで
楽しい時間もあっという間に過ぎていき、
気が付けば時間は13:30頃になっていた。
そろそろ日常世界に戻るとするか。
そうして、
苦い経験と、楽しい思い出を胸に、
富士北麓公園を後にしたのだった。
ーーー続くーーー
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?