2023年富士ヒル初参加 ボロボロ雑記(36)
◆帰路 ~高速バス待ち~
(1)帰路の交通渋滞
サイクルEXPOの締めくくり、
抽選会を満喫し(当たらなかったけど)
時は既に13:30頃になっていた。
名残惜しいこともあり、モタモタと準備して
富士北麓公園を出発したのは、
なんだかんだで14:00前頃だっただろうか。
下山して富士北麓公園に戻ってきた頃は、
出走してきた参加者が沢山いた駐車場も、
この頃には、流石にその数はだいぶ減っていた。
帰りのバスの時刻は、
5月に最初に予約した時に、
「えいやっ」
で時間を決めた時から変更していなかった。
富士急ハイランドバス停を14:58発。
帰りは下り基調だし、
輪行袋へのパッキング時間を入れても丁度良いか
と思い、予約時間の変更はしなかった。
富士北麓公園からの帰路は行きと同じ道、
昭和大学通りを下る。
富士山駅や富士急ハイランド方面へ行く人の多くは、
遠回り・大周りをせず、
やはりこの道を通るのではないだろうか。
公園を出た直後はスイスイ。
だが、昭和大学入口交差点へ近づくにつれ、渋滞が。
おそらく、単純に交差点の信号待ちでの渋滞のように思われた。
話は脱線するが、
状況次第ではあるが、私は普段から、
よっぽどそうした方が良いという時以外は、
基本的に、信号待ちの車の左側を追い越ししないようにしている。
信号待ちで一時停止している自動車の左側を通ることは、
交通法規的には一応OKだったと思うのだが
交通法規云々を抜かして、
「安全のためには、後方で待つ方が良い」
のではないかなと、今のところは考えており、
自動車のドライバーさんの中には、
「邪魔だなぁ、さっさと前に行っちゃってくれないかな」
と思う人もいるかも知れないな、
と、想像したりもする。
ただ、被害者にもなり得るし、
場合によっては加害者にもなり得る、
ただただ危険が増すだけだと思うので
基本的にはしないし、したくない、と考える人間でござんす。
◆◆◆例えば◆◆◆
私が普段「よっぽどそうした方が良い」かなぁと
判断に悩むケースの例を挙げると、
複数の信号が続いていて、
信号待ちのための道が短いようなところ。
後続の車は、
信号を渡った先の道がつまっている状態では、
青信号なのに進むことが出来ない、
というようなケース。
自転車一台とはいえ、
前後のマージンスペースも含めて考えると、
そこそこのスペースを取るはずで、
そこは、自動車に比べてわりとフレキシブルに移動できる自転車が
多少融通をきかせて、
後続に前後スペースを明け渡すべきか
と考え、
敢えて、細心の注意を払いつつ前に出ることはある。
その場で左側に寄っても良いのだが、
それだけだと、
後続の車がせっかく明け渡したつもりのスペースを
つめづらい場合があるのと、
つめてもらった後、自分が宙ぶらりんのポジションになり、
逆に危ないなと感じる、
はたまた、追い越し(いわゆるすり抜け)する気満々の二輪車が
後続から来た時に、すこぶる気まずくなるので、
総合的に判断して前に出ることもあるにはある。
(あんまりないけどね)
脱糞しました。
もとい、脱線しました。
話を富士ヒル当日の帰路に戻します。
昭和大学入口交差点を起点に、
そこそこ渋滞していた昭和大学通り。
「さして交通量が多いとは思えないこの場所で、
何故にこんなに渋滞が・・・?」
私はひとまず、
いつも通り、前の車の後ろに停止して待つことにした。
そうこうしている間に、
後続から、サイクリストさん達が続々と追いついてきた。
わりともう遅い時間であったが、
それでもまだ富士ヒル参加者さん達は沢山残っていたようだ。
サイクリストさんの多くは、
そのまま、前方で信号待ちをしている車の列の左側を
次々とすり抜けて行くのだが、
いかんせん道が狭く、
またそのサイクリストさんの数が多くて、えらいことに。
中には、自動車の後続について待っている私を見て、
すり抜けて前に行くのが気まずいのか、
「そうだよ、俺だって本当はすり抜けなんてしたくないんよ」
というポリシーなのか、
一旦私の横で停止するサイクリストさんもいらしたのだが、
その後続から他のサイクリストさんが迫ってくると、
エスカレーターを歩く人のように、
後ろからのプレッシャーによって、程なく前に進んで行った。
信号待ちの列は、本当にちょろちょろとしか進まなかった。
わりと余裕があったはずの、
高速バスの発車時刻が気になり出す。
どのくらい並んでいただろうか。
ようやく、ようやく交差点が見えてきて、
なんとなくこの渋滞の原因・遠因がわかったような気がした。
交差点付近の左側は、わりと長い距離、
退避不可能な壁が続いており、
その脇に、後続から車道左側を進んできたサイクリストさん達が
数珠繋ぎに連なっていた。
交差点を直進する車は、
左側のサイクリストさん達に気をつけながらも、問題なく進む。
ネックになっていたように見えたのは交差点を左折する車だった。
左側には次から次へと直進、左折をするサイクリストの列が。
左折する車は、安全の為に
そのサイクリストの一団を見送って、やりすごしてからでないと左折が出来ないでいたのだ。
「ああ、こりゃ渋滞にもなるかもなぁ」
と思った。
こういうのはケースバイケースで、
確かな正解はわからないけれど、
2023年富士ヒル当日、帰路で見かけた光景としてメモしておく。
(メモのわりに、クソ長文でスンマセン 汗)
(2)急いで輪行袋へパッキング
ヤバイ。
想定外の渋滞で時間がない。
想定外にまた、富士急ハイランドバス停へ急ぐ。
行きも帰りもなんでやねん。
バス停には富士ヒルに参加されたと思われる
輪行組の方の姿がチラホラ。
流石に大会当日だもんね。
「ヤバイヨ
ヤバイヨー!」
お約束の出川の哲っちゃんになりつつ、
コインロッカーのカギをガチャリ。
そういえば、
朝、出発時にたしか何か誓った気がする。
うむ。
ボロボロになったのは間違いない。
出し切れたか?
と問われたら、どうだろうか。
悔しさは残る。
でも笑顔さ。
「出しきれはしなかった感はありますが、
こうして、事故なく無事、笑顔で戻って参りました。
コインロッカーさん」
(急に何?)
もはや
心の友はコインロッカーさんだけよ。
一人参加はやっぱり孤独よのう。
さあ急げ!
時間がないんじゃー!
この二日間で3度目の輪行袋パッキング。
さすがに慣れてきた。
バスの時間には無事間に合いそうだ。
(3)パイセンと雑談させて頂く
喉がかわいた。
炭酸が飲みたくなり、
何故か、スコールのパイン味を飲んだ。
飲み干した。
まだ喉が渇いたので追加でお茶を買った。
待合所のトイレを借りて、小用を済ます。
バスの発車予定時刻まで、もう少し時間がある。
なんだかここで、
今回一人初参加してみたが、
「結局、この富士ヒルを通して誰とも話をしなかったな・・・」
と思ってしまい、
ご迷惑をかえりみず、お隣でバス待ちをしていた
サイクリストさんに話かけさせて頂いた。
いきなりのお声がけにも、
気さくにお話して頂けてありがたかった。
きけば、富士ヒルには何度か参加されていて、
今年もシルバー獲得を目標にしていたが、
結果、シルバーには届かなかったとのことだった。(たしか、、、)
私の話も聞いてくださり、
「あちこちが攣りまくって、ダメダメでした」
という話をしたら、慰めてくださった。
ありがたや。
コムレケアゼリーを途中摂取した話をしたら、
よく聞く定番品として「2RUN」という錠剤がありますよ
と教えて下さった。
(その後、夏のライドに向けてAmazonで箱買いしました)
話をしていると放送がかかり、
バスの到着が遅れているとのこと。
なんだよー
こんなことなら急いでパッキングしなくても良かったな~
と思いつつ、
10分、15分遅れ程度だったか、程なくしてバスが到着。
トランクが一杯で自転車を載せられなかったらどうしよう
と少し心配したが、全員分載せられそうだった。
見ると、
富士ヒルパイセンは、
ホイールはホイールバッグにしまう
セパレート輪行スタイルの模様。
それを見ていて、
「なるほどなぁ。
そのスタイルの方が楽そうだなぁ。」
と単純に参考になった。
その後、
その翌月には、輪行に便利なホイールバッグを注文して、
早速輪行で「かすいち」に出かける私の姿があった。
短い時間であったが、いろいろ参考になる情報を戴けた、
とても有意義な時間であった。
なにより、
私の富士ヒル初参加を締めくくる、
とても良い思い出となったこと、
ここであらためて、感謝の意を表したいと思う。
先輩、
アザマシタ!
また、よろしくオネシャス!
祭りのあと。
私だけではない。
富士ヒルに参加した一人一人に
それぞれのドラマがあったことだろう。
さらば、富士。
また会おう、富士ヒル。
そんな私とパイセンを乗せたバスは、
自然豊かな富士山麓を離れ、
都会の喧騒の真っただ中、
新宿へと向けて出発したのだった。
ーーー続くーーー
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