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2023年富士ヒル初参加 ボロボロ雑記(3)

富士ヒルの参加レポは、日々の努力・トレーニングが結実した皆様の、
輝かしいレース結果を拝見する機会が多いですが、
本シリーズは「やっちまったよ初参加」タイプのズタボロ参加雑記です。


◆2002年夏、秋は普通にライドを楽しむ。

(1)初めて100kmオーバーライドを経験

2022年夏、
ロードバイクにも慣れてきて、
じわじわとライド距離が伸びてきた感があった。

一つの目安にもなりそうな、
「一日で100kmを走る」
にトライすべく、
8月の朝、輪行で横須賀の久里浜駅へ向かった。
真夏の久里浜は暑かった。
(久里浜は別に関係ないか)

JR久里浜駅

駅前でロードバイクにホイールをつけていると、
「熱中症に気をつけてちょんまげ」
的な放送が聞こえてきた後、
当たり前のように、
英語での放送が流れてきて、

「ああ、横須賀にきたんだなぁ」

と感じた。
妻から、
「ワンコの入れるプールがあるらしいから
ちょっとどんなところか、
雰囲気だけでも見てきてちょ」

と言われ、
一路、「ハイランド」へ寄り道することにした。
ハイランド地区の入り口にさしかかり、行く先を眺める。

ハイランド入口近辺

坂か。
結構あるなぁ。

この頃、まだ回すペダリングを
これっぽっちも知らない私は、
主に、ダンシングで気合いで登った。

「こんなところに、本当にあんのかよー!」

と、土地勘も
地域の歴史を知らない
外様な私の目に飛び込んできたのは、
坂の上に浮かぶ、
整然とした住宅街であったーーー。

ワンコのプール前で記念にパシャリ

と。
さて、無駄に長くなるのでここら辺にしときますが、
その後、浦賀、観音崎経由でぐるっとまわり、
うみかぜ公園に向かって、海岸線を爆走。
クソ暑い日だったので、
途中水分補給はしまくりつつ、
普段、荒サイ民の私は
横浜、川崎、品川、東京とジワジワ戻り、
ついに目下の目標であった100kmライドを
ようやく達成したのでした。

横須賀の海沿い

(2)サドル高がどんどん上がっていく

100kmライドをようやく達成した私は、
ライド中のとある悩みを持っていた。

ペダル漕いでると、
お尻が徐々に前に滑っていってしまう


というものだった。
まぁそれだけでも、

重心おかしかろう

という感じはしますが、
当時の私は、自分の重たい体重を利用した
踏むペダリング至上主義の男でしたので、
ライディングポジションなどを見直すのではなく、

サドルは高めに!
前に滑っちゃうなら、サドル前上がりで!

と、
サドルの前後角度をいじって、
前に滑らないようにしちゃったのでした。

上がっていくサドル角度

そんな感じで、
夏、秋は普通にライドを楽しみ、
このまま、踏むペダリング、
長時間ダンシングに耐えられるように
体を鍛えよう、体を慣らそう、
なんて、そんな変な方向へ思考がいっていたのでした。

ーーー続くーーー


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