2023年富士ヒル初参加 ボロボロ雑記(10)
◆初の富士ヒル試走①
(1)日帰り輪行
2023年4月某日。
富士スバルラインが五合目まで開通(解禁)されたらしいと聞いて、
富士ヒル初参加の身としては、
一度は試走しなければと思っていたので、決行することにした。
平日にお休みが取れたので、車を持っていない私は
電撃で日帰り輪行とすることにした。
工程としては、
のようになる。
途中で「高速バス」が入っているが、
通常、電車と違って高速バスはオフィシャルでは輪行NGであることが
ほとんどであるらしい。
(要注意です。仮にトランクに載せてもらえる場合も、
運転手さんのその場の判断でOKしてくれているに過ぎないと思われ)
ただし、
という条件付きでした。
東京駅からも考えましたが、東京発の便の場合
とのことで、新宿一択となりました。
前日のうちに、ハイウェイバスドットコムで予約しようと検索したところ、
さすがに前日とあって、朝の便の席はあまり空いていませんでした。
トイレがついていないバスも不安なので、それも選択から外していたら
結局予約出来たのは「08:25発」の便でした。
(2)バスタ新宿で待ちぼうけ
世の中は平日なので、
輪行するには始発か、それに近い時間帯の電車でないと
朝は不可能であるためほぼ始発を目指す。
前日のうちの準備をしておいて、朝早くに起きる。
う。
眠い。
少しだけ出遅れた。
輪行袋は、重たい(820g)が生地の暑さとコンパクトさを重視して、
オーストリッチの縦型輪行袋「ロード520」をチョイス。
富士山五合目からの下山用冬装備も持っていくため、リュックはパンパン。
久しぶりの縦型輪行袋に、
最寄り駅でのパッキングに少しもたついてしまい
何本か電車を逃した。。。
(サドルバッグのスタビライザーつけたままだと
なかなかファスナーが閉まらんかった)
しかし、なんとかその後の早い時間帯の電車に乗車。
よかった。
まだ空いている。
さぁ出発だ!
新宿駅には6時過ぎには着いた。
バスの予約時間は08:25。
うーむ。
まだあと2時間以上もあるよ。
ハイウェイバスはアプリからWeb決済で予約していたので、
数回は便の予約変更が可能だった。
もう少し早い便で乗車できそうな便はないものか。。。
「無ぇ・・・。」
むむう。
仕方がない。
待つか。。。
待合室の一角に座り、スマホをいじりながら待つ。
ひとまず、コンビニに行きおにぎりや飲み物を買い、
ちょろっと食べる。
朝ということもあるが、
妙に緊張してしまい、なんかトイレが近い。
こういう時は一人だと困る。
念のため長めのワイヤーロック(そこそこは太い)
を持ってきていたので、それを座る所の一角につないでトイレに行った。
もう待ちくたびれた。
ようやく乗る予定の一つ前の便が出発したので、
早めに乗車ゲート前に並ぶ。
前情報では、トランクルームがいっぱいであった場合は、
荷物(自転車)を載せて貰えないこともあるらしかったので。
実際はどうだったかというと、
まさかの、
「トランクルームに荷物を預けたのは私一人だけ」
でした。
無事、荷物を預けられて安心し席についたのでした。
ちなみに隣の席と、後ろの席は
富士急ハイランドに遊びに行く若い女の子の3人組で、
その子たちが楽し気に会話している横で、
オッサンは一人、期待と不安に包まれつつ
バスの揺れに身を任せるのでした。
(3)富士急ハイランドバス停
バスに揺られること約1時間40分。
10:05頃、到着しました富士急ハイランドバス停。
思ったより、あまり人が降りない。
みんな一体どこに行くんだ?
そんなことはまぁいい。
着いた着いた。
新宿に到着してから長かった~!
一息つきたいところだが、
そんなことをしている時間はない。
場所も占有していることだし、サクサクっと自転車を組み立てる。
組み立てはなんてことはない。
すんなり組み立てられた。
高速バス バス停横の階段をのぼってみると、
富士山がくっきり見えた。
ああ、都会の喧騒を離れ、
富士山近くまでやってきたんだなぁという実感がよりわいたのであった。
ーーー続くーーー