2024年富士ヒル DNF雑記(5)
◆出発前夜~出発
(1)目安タイムをラミネート
下山用荷物に
・ハンドタオル
・バスタオル、
・レインウェア(上下)
などを追加したせいで
下山用荷物を入れたリュックがパンパンに。
仕方なく、防水も兼ねて
100円ショップで買ってきた
衣類圧縮袋を使っていくらか圧縮してみたが、
全体的に「カチカチ」になっただけで、
思ったより、
劇的に小さくなったようには感じなかった。
(大は小を兼ねると思い、
大きめの袋に一気に放り込んだせいかも・・・)
下山用荷物やウェア類は
数日前からある程度準備を進めていたので、
金曜の夜、仕事を終えた後
早い段階で
持っていく物の準備については
終えることが出来た。
「あとは、プラスアルファだなー」
そんな余裕すらあった。
前年は出発前夜にウェア類とかを
パッキングするのがやっとだった気がするので
大違いである。
前年同様、
「あわよくばブロンズ」
の
とりあえずは
やれるだけやってみようという心持ちではいたので、
ネットから拾わせて頂いた
なんとなくの1km毎参考スプリットタイムを
トップチューブへ貼る事に。
なんか、
狙ってる感があるじゃない?
これ貼っていると。
雰囲気よ。
雰囲気。
とはいえ、
「5km毎」の参考タイムでは無いのは、
なるべく細かいスパンで微調整したいという、
「あわよくば」精神の現れといえよう。
さて、雨降るかもだし、
せっかくだからラミネート加工。
カットに失敗した時のために
スペア分も一緒にラミネート。
自動で吸い込まれていくフィルム。
学生時代、ほんのちょっとだけアルバイトした先で、
「ネクタイのラミネート禁止」
と、洒落っけ混じりで注意書きが貼ってあったのを思い出す。
自動で吸い込まれていっちゃうからね。
「禁止」といえば、、、
昔、生真面目な後輩が
PC上の画面に貼れる「付箋紙ソフト」を使用して
いくつかメモを貼っていた。
ふとある時、何か質問を受けたので
説明をしていると、その付箋紙の一つが目に入った。
よく見ると
と書いてあった。
「何その
己への戒めだか、親父の小言みたいなの!
そのミスをしないための、情報を書いておかんかい!」
と思ったのを、
ふと思い出しました。
はい、完全に余談でした。
そんなこんなでラミネート。
なかなかどうして。
ええじゃないか。
その後、カッターで
なるべく小さくなるようにカット。
角を丸めてチョッキン!
そんで、両面テープでトップチューブに貼る。
ほほう。
「やれる!
ワシャぁ取るよ!
ブロンズ。」
と、たったこれだけで
にわかに
そんな気も湧いてくるのだった。
(2)サドル調整
ちょろちょろ調べていると、
ヒルクライムでは
登坂するわけなので、
ペダリング角度的に(?)
かは、良くはわからないが、
とにかく、
サドル前下がりーの
サドルちょい前
が良いらしいと聞く。
「登り坂になったら、
サドルの前方にお尻を移動させよ」
みたいなのよく聞くもんね。
確かに、
試走の時、それをやってみたら
良かったような気がする。
が、前方に移動させよと言われても
普段のサドルセッティングで
それをずっと続けるには、座面が小さすぎる。
このままだと
サドルに
寛平ちゃんならかいーの
おぼっちゃまくんなら絶コーモン
稲中卓球部ならカンチョーワールドカップ
・・・と
とにかく
お尻が気になって
ヒルクライムどころじゃないので、
サドルを前に出すのは、
個人的に是非ともやっておきたいところ。
出発前夜に
今更セッティングなんか変えてどうすんのよ!?
というごもっともな話もあろうが、
「とりあえず変えてみて、
富士北麓公園への受付は自走で行き、
そこで感触を見ればいいんじゃね?」
という
先ほど、ブロンズ取るよ!
と、のたまった人間とは思えない
行き当たりばったり感。
でも、
「目標はブロンズでごわす」
なんて、
8000人の参加者のうち
4000人くらいが言ってるんじゃないのかな?
(根拠は全くなし)
目標ですから。
目標。
角度と前後位置を
「今の位置を基準に」
ざっくりと変更するので
今の位置がわかるように
白い油性ペンでいくらかプロットした。
わかりゃいいのよ。
わかりゃー。
ざっくりと変更できた。
さあ、
吉と出るか、凶と出るか。。。
あとは
前日にやっていたことはといえば、
当日、雨が降っていた時のシューズ防水について。
みんな急いで、
ヴェロトーゼのシューズカバー
を買ったのかなーと想像。
オイラといえば、
下山時以外は、簡易的に防水出来ていれば
良いんじゃないかなと思い、、、
「ニトリストタフ」
を裏返してから履かせただけ。
これ
結構いけるんじゃね!?
(見た目はなんかちょっとキモいけど)
オイラ、クリートがSPDだし
この上から別のハーフシューズカバーするし、
つま先さえ直接濡れて凍えなければ
そこそこのパフォーマンス維持でるのでは!?
と思ったりもしたが、
結局、
肝心のニトリルゴム手袋を、
間違えて下山荷物だけにしこたま入れてしまう
というポカをやり、
レースではこの案は試せずじまいだった。
そんなアホなことをやりつつ、
前年のように、
出発準備に追われまくることもなく、
そこそこの余裕を持ちつつ、
出発前夜は更けていったのだった。
(3)出発
もともとは09:00頃家を出ようと思っていた。
が、
朝早くに目が覚めてしまった。
うーむ。
二度寝するか、どうしようか。
高速バスの予約は既にとっていたから、
「あまり早く家を出てもなぁー」
と思いつつも、
この先何があるかわからない。
それに、せっかく早く起きたんだし、
今日早起きしておけば、
きっと、今晩は早く眠れて、
明日の早起きに合わせられるじゃん!
とポジティブシンキング。
「よし、早めに出発しよう。」
と、
ポンっと予定を変更した。
自分の思いつき、都合で
臨機応変に予定を変更出来ることは
ソロ参加ならではのメリットといえよう。
(他でいろいろと寂しかったりするけどね)
06:30には家を出た。
前年は、デカいリュック2つを持って
自転車に乗れず、
駅まで引いて歩いて行ったのだが、
今年は、朝早くにも関わらず
妻が最寄り駅までの荷物運びにつきあってくれた。
ありがたや。
普段、しょっちゅうロードバイクで
走りに行かせてもらっている気持ちがあるので、
こういうのは、なるべく家族に手間をかけさせず、
自分一人でなんとか処理しようとする性分なのだが、
今回ばかりは甘えさせてもらった。
ありがたや。
そうして、妻に最寄り駅で見送ってもらい、
元気をもらいつつ、輪行で一路新宿へ。
その間、少しでも早めに移動できる
バスは空いていないかと
高速バスの予約状況を検索する。
すると、いくらか便を早められそうだったので、
高速バスの予約を変更。
リュックがデカくて、移動に難儀したが、
それもバスタ新宿までの辛抱。
雨も降っておらず、良かった。
バスタ新宿までくると、
近距離とはいえ、
いよいよ、旅に出る感が増してくる。
待合室(?)待機フロア(?)の端の方で待つ。
ひっきりなしに、
「〇〇時発、〇〇行きのバスが~」
なんていうアナウンスが流れる。
そこそこ遠方の地名も聞こえてきて、
ターミナル感がすごい。
流石はバスタ新宿。
昔は新宿発の高速バスというと、
西口川の路上で、ゴミゴミしていた気がするので、
本当、バスタ新宿出来て良かったわ~。
と、今更。
時間を早められたとはいえ、
予約出来たバスへの出発時間までは
まだまだあったので、
ひとまず、何かお腹に入れておくかと、
おにぎりやら、パンやらを少し多めに買ってきた。
それらを食べつつ、
着いたら、あれしてこれしてと、
脳内でシミュレーションをしつつ、
バスの出発時間が来るのを
今か今かと待つのであった。
ーーーつづくーーー