2023年富士ヒル初参加 ボロボロ雑記(24)
◆2023/06/03(土)受付当日 ~受付~
(1)大会開催決定!
17:00頃、大会運営から、
富士ヒルクライム2023が予定通り開催される旨、
正式に発表された。
参加予定者8000人。
受付には間に合うだろうか?
大会自体は本当に開催出来るのだろうか?
皆が期待と不安を抱きながら、
富士のふもとに向かっていたと思う。
かくいう私も、
もし中止になってしまった場合は、
「山中湖や河口湖などを、
サイクリングして楽しんで帰ろう」
と、ある程度は割り切ってはいたが、
そうはいっても初めての富士ヒル参加、
出来ることであれば、
大会を経験したい気持ちの方が大きかった。
もともと、
大会の開催決定は、
15時くらいには決定される予定だったように記憶している。
それが、
倒木や土砂の流入等があり、
決定判断を延期せざるを得ない状況が続いていたのだと思われる。
17時になったとはいえ、
最終的に開催にこぎつけられた陰には、
大会運営スタッフの皆さん、
ボランティアの皆さん
地域の皆さん
そのほか携わってくれた皆さん
などのご尽力の賜物であったと思う。
まずは、安全を考慮した上で、
大会開催へこぎつけてくださったことに
感謝の意を表したいと思う。
(2)ホテル→受付(富士北麓公園)へ
ホテルへのチェックインを済ましたが、
ゆっくりしている暇は無い。
さっさとエントリーを済まして、
五合目に運んでもらう予定の下山用荷物を、
預けに行かないとならない。
手荷物は一旦、ホテルのロッカーへしまい、
17:35頃、いそいそとホテルを出発。
受付で何かもらったり、EXPOで何か買ったり貰ったりして
帰りに何かしら荷物が発生することを考慮して、
無理矢理、
リュック IN リュック
みたいな感じで
下山用荷物を詰め込んだ方のリュックを手荷物用のリュック詰め込んで、
それを背負ったまま富士北麓公園へ向けて出発した。
ここで道に迷っては洒落にならないので、
事前に地図を確認した上で、
間違いにくそうな、大きめの通りを進んだ。
その事実だけでも、
「オレ、何かアクティブにやってんなー!」
と、充実感が湧いてくる。
知らない街(一度試走に来ているので知らなくもないが)
の風を感じながら、笑顔になっていると、
早々に登りとなった。
地味に、下山用荷物を入れたリュックが重たい。
すぐに笑顔はどこかへ飛んで行った。
「腰が!腰がー!」
以前にも約9kgのリュックを背負って
約50kmほど移動した経験があるのだか、
まぁー地獄。
終盤どころか、中盤あたりから
とにかく腰が痛くて痛くて。
と体感して以来、
と心に決めたのだった。
決めたのだった。。。
決めたのだよ?
う、重てぇ。
実際に私の下山用荷物の重量が
トータルで何kgあったのかは測っていないが、
とにかく、ずっと登りだったこともあり、
ひたすら、重たいなぁ、腰にくるなぁ、
と感じていた。
そんなこんなで、
約3.3km程登り、
18:05頃、ようやく富士北麓公園に到着した。
多くの人はピストン輸送してくれている
シャトルバスで受付会場入りしていたようで、
サイクルラックは思いのほかガラガラだった。
(3)さぁ、受け付けだ!
ただでさえ、遅くなっちゃったんだ。
さっさと受付を済ませて、
安心して心をスッキリさせたい。
人の流れに乗って、
受付会場に向かったはずが、一瞬迷子に。
受付会場が体育館に変わったという前情報は知っていたのだけれど、
「奥の方まで行くのかなー」
なんて、のんきについて行ってたら、
なぜか陸上競技場の中程まで行ってしまい
「いやややや!ここじゃねぇ!
絶対ここじゃねえ」
と、なんとか気づいたという、
アホウ。
なんてこたーない。
皆、サイクルEXPOに顔出しに行ってたのね。
そんなこんなで、
道を戻ってようやく受付へ。
18:20 受付完了。
大会当日の自分のタイム記録用に必要な、
も受け取った。
これがないと、何のために走ったのかわからない、
というか、走っていないことになるのではないだろうか。
これは重要重要。
当日は足首に巻くそうだ。
さてさて、それはそうとして、
さあ、下山荷物を預けてしまおう。
渡された下山荷物用のビニールバッグに
ゼッケンを貼り貼りしてから、
下山用荷物をしこたま詰め込んだリュックを
丸々ぶっ込む。
「う!
これリュックごと入らなかったら
どないしよ、、、」
と、一瞬冷や冷やしたが、
なんとかパンパンだけれど入った。
ほっ。
また一つ胸を撫で下ろす。
ってか何回目やねん。
撫で下ろしまくり。
今回下山用に使ったリュックは、
思えば、2007年に当時住んでいた所の
近所にあったオリンピックというスーパーで、
日常使い用に、とりあえずで買った謎のリュック。
引っ越したばかりで、とりあえず近所の買い物とかのレベルで
ちゃちゃっと使う用途で買った安物だ。
まさか、お前も富士ヒルに使われる事になるとは、
思いもよらんかったろう。
などと、
苦楽を共にしてきた
(なんだかんだで、リュックの買い替えタイミングを逸してきただけ)
リュックにまで想いを馳せつつ、
そんなこんなで、18:35頃、無事パッキングは完了したのだった。
(4)下山用の荷物を預けてサイクルEXPOへ
受付でエントリーもした。
下山用の荷物を専用の袋にも入れた。
後は、預けに行くだけだ。
預けにいくといってもまあ、
ゼッケン番号に見合ったワゴンというかラックに、
置いてくるだけのようなのだけれど。
「よろしくおたの申します!」
ひとり、願掛けに似た心持ちで、
他の人の荷物もあるので、そっとリュックを置いたのだった。
やることはやったな。
さて、どうすんべか。
まわりを見渡すと、
知り合いの人と来ていると思われる人たちが
キャッキャと、妙に楽しげに見える。
むむむ・・・。
なんちゅーか、本中華。
ここへきて、一人は普通にさみしかった。
18:45頃、 陸上競技場に戻りサイクルEXPOを一瞬だけ堪能。
いや、堪能してないか。
あたりはもう暗くなり始めてきていて、
どのブースさんも、もはや撤収モードだったこともあり、
自分自身も、じっくり見たいという気持ちもわいてこなかった。
ちょっとしたお土産だけを買う。
あと、
よくわからないけれど、買っておいた方が良い気がして
エナジージェルを購入。
あと、サイクルEXPO会場に来たからには
自分の名前が載っているかどうか、チェックしてみたくなり。
18:50頃、 終了間際にようやく自分の名前発見。
ふぅ。
だいぶ遅い時間になってしまったけど、
これで、
前日の会場でやることは全部やったかなー
と満足。
陽が落ちてきて、あたりも暗くなってきたこともあり、
早くホテルに戻った方が良いと思い、
足早にサイクルラックに戻ると、
あたりの自転車は来た時よりさらに減っていた。
ガラガラになったサイクルラックにポツンとたたずみ、
遠巻きに見える
次から次へとシャトルバスに乗り込む人たちを眺める。
明日、本当にこの会場が人で埋め尽くされるのだろうか?
そして、明日の朝には自分もその中の一人として
乾坤一擲、富士五合目を目指しているのだろうか?
そんなことを、
ポツンと一人、考えるともなしに考えていたら、
自分だけが一人取り残されているような、
何とも言い表せないような気持になった。
いかんいかん。
早くホテルに戻って何か食べよう。
なるようになるさ。
そんなこんなで、19:00頃、
あたりが暗くなる中、来た時より軽くなった荷物を背負い、
ようやく、富士北麓公園を後にしたのだった。
ーーー続くーーー
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