在宅は仮想牢獄
在宅になってもう2ヶ月が過ぎた。
やったことがない事って、初めはワクワクするもんだし、なぜかその可能性を追求したくなるものだよね。俺はおそらくそう言う性分なんだと思う。だけど2ヶ月も続くと飽きたり、今までやってきたストレスの発散方法や楽しみ方を実践できない事への苛立ちもいろいろ出てくる。
でもそれは、覚悟の問題なんだと思う。覚悟を持って在宅という生活様式に臨めば、そのために仕事を探すだろうし、ルーティーンも編み出せるんじゃないだろうか。まあ結局のところ、そういう計画的な行動には至らないことがほとんどだろうけど、自分の場合は最低限のやるべき事、今後身に付けたい事、それに対して必要な費用や片付けなきゃいけないタスクを拾い上げてこなす日々って感じ。
一律に「外から出るな!」って急に言われてみんな不安な中、なんとなく順応できてしまった人や、環境や状況的にそもそも無理という人、様々だったろうけどさ、これは仮想牢獄に入ったのと同じ状況だよね。まあ、さらに自由度をなくしたのがまさに牢屋に入るって事なんだろうけど。
想像するだけでほんと辛いよな、牢屋に入るって。それを少しだけ疑似体験できただけでもよし!そんな風に前向きにこのコロナ禍を捉えてもいいと思う。
まあそろそろ緊急事態宣言が解かれるって話だけど、本当の地獄はここからだってみんな覚悟だけはしておいた方がいいよ。自分が想像もしていなかった問題が、ちゃんと自分のところに降りかかってくるから。学校行く子供の中には、コロナのことを過剰に刷り込ませた親の弊害によってクソほど無駄ないじめが横行するだろうし、みんながみんな溜まりに溜まった鬱憤をネットで晴らそうと、一瞬の火の粉を一生懸命炎上させようとするだろうし、もちろん、経済的に立ちいかなくなった連中の犯罪なんかも、視野に入れるべきだろう。
冒頭にも触れた「覚悟」だけはしておこう。そうすればいきなりやってくる物事に対応出来るのかもしれない。そして、近くにいる人をちゃんと支えよう。場合によっては支えてもらおう。いっときの怒りや、感情に任せた言動は控えよう。すぐには無理でも、出来る努力はすべきだ。前回の雑記はちょっと俺自身も乱暴な言い方になってしまって反省している。
かくいう俺も、こうしてネットを使って鬱憤晴らしてるからなあ。でもこれもメンタルヘルスを保つためには、必要だと思っている。