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あの夜
酒うつという言葉を初めて聞いた。アルコールを大量に摂取することで罪悪感、不安感を引き起こすことがあるということだ。酔っぱらって財布やらスマホやらを道端にうちやって無くして大変なことになりヤバくてもベースはハッピーな私の状態は言うなれば酒躁というところか。遺失物届を書きに警察署へ行く道中いつもイシツブテが頭の中でゴロゴロしていてかわいいね。拾ってわざわざちゃんと届けてくれるかた本当にありがとう。
『銭湯』という小説を読んだ。死にたいお酒飲みがたくさん出てきて、目的地に全然着けない悪夢みたいに流されるままどんどん変なところに移動していく話で面白かった。あとで思い返しても意味のわからない、現実だったかどうかわからない変な夜ってありますね。あの夜が好きだ。
眠いときに人と話したり人の声を聞きながらうとうとするあの感じの気持ちよさ(もちろん猥雑でないものを含めて)を求めて、そういう夜をこれからも繰り返していきたいなあと思ってしまう。同じ年齢の人たちが最大小学生くらいの子どもたちを育てたりしてる中どうなのよと考えることもまあなきにしもあらずではあるけれども、カービィ欲しさにハッピーセットを食べたりポケセンで買い物したり気絶するまでゲームしたり100円玉いっぱい持ってガチャガチャ回したり友人たちととんでもなく酔っぱらったりあれは一体なんだったんだろうというようなめちゃくちゃな夜を重ねたりして生きていきたい、明日死なないとも限らないのだから。
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