テストを早く解き終わってしまった時の時間のつぶし方
革命が起きている
学校でやる定期テスト。
テスト勉強をしたおかげでスラスラと問題が解けた。
しかし
あまりにも早く問題が解き終わってしまい、かなり時間が余ってしまった!
そんな時、どうすれば良いのだろうか。
「暇と退屈の倫理学」という本によると、イギリスの社会主義者であるウィリアム•モリスという人物は「人々が、暇を得た社会でどのように生活していけば良いのか」という問いについてこう言っているらしい。
この考え方は定期テストの話にも使えるのではないだろうか。
時間が余ったという状態はテスト勉強をしたおかげで早く解き終わってしまうという革命が起きているのだ。
「いやいや、逆に勉強してなさ過ぎて、解ける問題が全然なかったから早く終わったんよ」
そういう場合もあるだろう。
まあ、そんな時でもある意味、革命が起こっている。
そのような革命が起きた時、モリスが言っているように後はどうやってテストの空き時間を飾るかを考えれば良い。
それでは、どうやって飾ればよいのか考えていこう。
飾りつけ:王道編
大体、よくやる時間の潰し方としては落書き、ペン回し、人間観察、妄想、寝るなどがある。
これらをやる欠点としては結局、ちょっとの時間しか潰せないし、何よりも無駄に時間を潰している気がしてしまう所だ。
自分は寝る、ペン回しは挑戦した事がある。でも別に眠たいわけでもないので中々眠る事が出来ないし、ペン回しはうまく出来なかった。
2つとも失敗に終わったのだ。クソッ。
飾りつけ:健康編
どうせ時間を潰すなら意味のある使い方をしたいと思う。
では、空き時間を自分の体調を整える事に使ってみてはどうだろうか。
この本に力を貸してもらおう。
この著者は10万本の科学論文を読破するなど、いわゆる文献オタクらしく、本書では多数の研究データを参照した書籍になっている。
「最高の体調」ではマインドフルネス瞑想について取り上げており
といった研究結果を載せている。
不安や鬱をやわらげる効果があるのは嬉しい情報だ。
このマインドフルネス瞑想は別に道具などはいらない。
やり方は簡単に説明すると、座っている状態で目を閉じて、呼吸に集中するといった感じだ。(一応、マインドフルネス瞑想は他にも色んな種類がある。)
だから、空き時間でやる事は可能だ。
空き時間に体調を整えられるのは中々、優秀な方法なのではないだろうか。
※マインドフルネス瞑想のコツや具体的なやり方はここで説明すると長くなるので本などで学ぶと良い。
例えばこれとか↓
飾りつけ:思考編
多くのビジネス書によると現代は変動性、不確実性、複雑性、曖昧性が高い時代らしい。
そんな時代に必要なのは創造力だ。
では、空き時間を今度は創造する事に使ってみてはどうだろうか。
アイデアを出すときに使うツールとして、マンダラートというものがある。
マンダラートとは9×9の合計81個の正方形のマス目の中にアイデアや目標などを記入するツールだ。
具体的なやり方はマンダラートと検索すればすぐに見つけられるだろう。
このツールはペンと紙さえあれば良いので空き時間にも出来るだろう。
他のツールが使いたいと思った場合は、アイデア大全やアイデア•バイブルなどから使えるものを探せばよい。
[終]飾り付け:真面目編
これまで色んな時間の潰し方について書いたが結局、一番最初にすべきなのは見直しだろう。確かに見直しは面倒くさい。
でも、見直しによって赤点を回避したりした経験がある人もいるだろう。
人生は必ず明確な答えがあるわけではない。だから、結果が出る前に自分の行動が正しいかどうか確かめる事が難しい時がある。
後で自分の人生を見つめ直す事は出来ても、見直しする事は難しい。
しかし、テストの場合は自分の解答が間違っているかを確かめる事は出来る。だから、テストの見直しぐらいは時間があるならまずはしておいた方が良いと感じる。知らんけど。
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