見識を広げたい
自分の中に絶対無いものを見たい
絶対と書いておいて、絶対なんてないと思っているのだけれど、私の中でいえば例えば
・絵画
・音楽
その辺への興味があまりなくってですね。絵画というものを広く捉えると興味ある分野も沢山あるわけですけど、西洋絵画にしても印象派とロマン派で何が違うのかとか、年代が違うのか例えばモネはどこに属するのかとか、そういうものがぜんっぜん分からないんです。
あとは宗派を問わないんですけど、宗教画とかも見てみたいんです。宗教画って完全に想像の世界じゃないですか。昔の人が想像した神や天使や、天国とか地獄とか、そういう世界観に触れてみたいなって思うんです。
日本美術も気になるといえば気になっていて、川瀬巴水の作品もちょっと見てみたいなと思うんです。
全般的に『何で?』と聞かれても上手く言語化できないんですけど、1つは純粋に興味が湧いたから。
もうひとつは、自分自身の趣味を更に深めたいからかもしれません。
自分に近いものに触れたい
そう。それこそ私は漫画とかアニメ、ゲームが大好きなオタクなんですけど、例えばそうだな・・・。
このパラノマサイトFILE23本所七不思議 という作品でも、葛飾北斎がちょっとだけ出てくるんですね(微ネタバレ)。
それを、
「あー葛飾北斎。あの教科書に載ってた富嶽三十六景の人ね。はいはい。」
というのと、
「あー葛飾北斎。画狂老人卍だね!」
というのとでは、少し認識が変わるじゃないですか?
自身の好きな作品により深く没入する為には、元ネタを知っている事ってとても大事だと思っていて。
知らなければ知らないなりに楽しめるけど、知っていたら見方が変わるものもあると思うんですよね。
そうしたものを吸収して、更に自身の好きな作品の解像度を高めたい。そうした活動をしたいと思うようになってきました。
心境の変化は恐らく・・・
大概の投稿をいい加減に書いていて、未だに別に何十個ものスキが付く投稿なんて無いんですけど、このnoteを書き始めて今日で553日目だそうです。
これだけの日数アウトプットしているとですね、訳分からなくなってくるものも多い一方で、自分というものが段々と見えてくるんですよね。
あと京都への旅。アレが割とここ最近では大きな人生の転機だったと思うんです。その前だと29歳ぐらいなんで、6年ぶり?の感覚なんです。
まだまとめきれていないんですけど、京都旅はコチラで紹介しています↑
自身の中に無いものを喰らって吸収して、私という自己を確立していき・・・私の好きな作品を改めて見つめ直す。
そうしたサイクルを回していって生涯を閉じたい。
咀嚼・反芻・吸収・放出を繰り返して人生に色を付ける作業をしたいのだ。
創るという行為が出来ない人間の、ほんの少しのクリエイティブ。それが自己理解と見識を広げる事だと思うのです。