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「アナログの魔力―デジタル全盛期に紙の新聞を選ぶ理由―」

2025年、あえて電子版から紙の新聞の購読に変更しました。え?時代遅れ?確かにそう思われるかもしれません。でも、ちょっと待ってください。その"泥臭さ"こそ、今求められるものだと私は信じています。

AIやデジタル技術が大活躍するこの時代、指一本で膨大な情報にアクセスできるのは確かに便利です。でも、紙の新聞を開くあの瞬間、なんとも言えないアナログの魔力を感じませんか?ページをめくる手触り、偶然目に入る記事、一面から社会面まで網羅的に見渡せる感覚。デジタルスクロールでは味わえない豊かさがあります。

そして、この泥臭い作業は子どもの教育にもぴったりのように思われます。たとえば、ページをめくる手間や記事を切り抜く地道な作業。これらは面倒くさいけれど、その"面倒くささ"こそが、思考力や集中力を育むんじゃないでしょうか。AI時代だからこそ、こうしたアナログな体験が重要になるはずです。

実際、AIがどんどん便利になるにつれて、人間の役割も変わります。効率化された世界では、逆に不便で、手間がかかることに価値が出てくる。不便なものほど深い学びを得られるのです。だからこそ、ジャーナリストのプロフェッショナルは、AIに頼りすぎず、自分の頭と手で勝負しなければなりませんね。その泥臭さが真のプロフェッショナルを作るはずです。

紙の新聞を読むなんて"逆行"しているように思えるかもしれません。でも、実はこれこそが未来を見据えた行動かもしれないと思うのです。デジタル全盛時代に、紙を手に取る価値を再発見する。その行為自体が、これからの時代を生き抜くヒントになると信じています。書籍や教科書についても同様のことが言えるように思います。

興味深いブログがありました。

IT先進国スウェーデン、学校で「紙と鉛筆のアナログ教育」に戻る計画を発表 | 世界のソーシャルグッドなアイデアマガジン | IDEAS FOR GOOD

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木山すみれ
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