今年の夏は、大人の自由研究をしよう。編集・ライティングを研究する「ヘラ研」発表会を開催——sentenceおたより【水無月】
こんにちは、運営のはるたむです。
梅雨になりましたね。夏になり、最近運営メンバーからは「“なつ”たむ」と呼ばれるようになりました。そういえば「はるたむ」というあだ名も運営メンバーの中川さんからつけてもらったのです。今ではsentenceコミュニティでもすっかり定着し、メンバーの方から「はるたむさん」と呼ばれることもあってとても嬉しいです。
さてさて、気づけば6月も終わりかけと2021年も折り返し地点です。私がおたよりを執筆しはじめてからも、半年が経ちました!(私が本格的にライターとして駆け出してからも半年…!!)
2021年残り半年も、みなさまどうぞよろしくお願いします。
では、まずは今月の目玉イベント「ヘラ研」発表会の様子からお届けします!
編集・ライティングの“もやっと”を研究。「ヘラ研」発表会
6月21日(月)に編集ライティング研究会、通称「ヘラ研」の発表会が行われました。
ヘラ研とは、sentenceの運営母体であるインクワイアの社内プロジェクトです。編集やライティングに関わる人が有志で集まり、編集・ライティングの悩みをもとに各々が自由に研究。sentenceの運営メンバーでもある西山さんが講師をしています。
「ヘラ研って何?どうして始まったの?」と気になる方、ぜひこちらのnoteをご覧ください。
これまでも3〜4ヶ月ごとに発表会を行っており、今回は5期目にあたります。もともとはインクワイア内で発表会をしていたのですが、「書くことに関心のあるsentenceメンバーにも研究の成果を知ってもらい、役に立ててもらおう!」という思いのもと、sentenceで発表会を開催することに。
当日は3ヶ月にわたる研究の成果を、4人の編集者・ライターが発表しました。それぞれの研究テーマはどれも気になるものばかり。
<研究テーマ>
「話し手っぽさが伝わる文章研究 」 森谷さん
「SEO記事の“もやっと“研究」 向さん
「(笑)の使い方って?」 はるたむ
「中心分って法則あるの?」 辻野さん
さて、みなさんお気づきでしょうか?
そうなんです。5期のヘラ研でははるたむも研究しており、当日は登壇者として参加してきたんです!!
sentenceでは普段運営としてイベントを開催する立場。イベントに登壇して何かを話すことは初めてだったので、本番前はとても緊張しました。
直前には、出演者だけで最終確認。発表のシミュレーションをしつつ、私だけではなく4人とも終始そわそわしていました。
いざ本番。和やかな雰囲気の中、発表がスタートしました。当日はドタ参してくれる方や途中から参加してくれる方もいて、たくさんの方が見にきてくれました。発表中はたくさんのコメントで盛り上げてくださり、会は無事終了。私も安心して楽しく発表することができました。
イベント終了後には、参加者からこんなお言葉をいただきました。
西山さんのイベント中のコメント「いやぁ、こうやってみんなで文章の話するの、楽しいっすね~」を聞きながら、「ホントそれ~」って思っていました。今日の仕事の疲れがふわっと癒されました。ありがとうございました。
嬉しい……
3ヶ月間、思うように進捗せず、辛いなと感じることもありましたが、発表会ではたくさん励ましをもらい「やってよかった〜」という気持ちでいっぱいになりました。
当日視聴してくださった方ありがとうございました。当日参加できなかった方も、後日アーカイブ動画を公開するのでぜひご覧くださいね。
そして7月からはまた新しい期がスタート。新しい研究者を絶賛募集しています。ライティングや編集で悩んでいること、突きつめてみたいことがある方は、ぜひこの夏「大人の自由研究」として取り組んでみてはいかがでしょうか?
次回のヘラ研発表会もお楽しみに。
では、続いて今月から始まったあのnoteの話題です。
毎週月曜17時発行!『WEEKLY SENTENCE』を創刊しました
今月からsentenceのnoteでは、月刊の『おたより』に加え、週1でコミュニティの様子をお届けするコミュニティレター『WEEKLY SENTENCE』を始めました。
コミュニティでは日々、編集やライティングに関するいろんな情報がシェアされます。忙しくてほんの数日Slackを開かないだけで、通知がたくさん溜まっている…。「直近はどんなイベントがあるんだろう?」とSlackを見ても、イベント情報に辿り着けない…。なんてことはよくある話かもしれません。また
そんなモヤモヤを少しでも解消できるように、直近のコミュニティの様子がサクッとわかるコミュニティレターを創刊することにしました。
創刊号は6月14日に公開。コミュニティメンバーが書いた記事をシェアする「書いたよチャンネル」の記事のピックアップや、オンライン読書会の様子をお届けしています。
ちなみに『WEEKLY SENTENCE』のタイトルには、「腐草為蛍」「乃東枯」など
『七十二候』を使っているところも、注目ポイントなんです。何だろうと気になった方は、ぜひ創刊号を読んでくださいね。
WEEKLY SENTENCEは運営メンバーが週替わりで執筆していきます。1ヶ月を通して、4人それぞれの視点からみたコミュニティの様子を知ることができるんです!
▽今週の『WEEKLY SENTENCE』はこちら
コミュニティの様子をサクッとキャッチアップするのに、ぜひ活用してもらえると嬉しいです。
WEEKLY SENTENCEの感想や要望もいつでも受け付けております!「こんなことも知りたい!」などあれば気軽に教えてくださいね。
「退会」ではなく「出会」
書くと共に生きたい人がより生きやすくなるよう、毎月少しずつ改善を進めているsentence。今回はその一つ、コミュニティで扱う「ことば」についてご紹介します。
sentenceは会員制のコミュニティで、もともとはメンバーが辞めることを「退会」と呼んでいました。退会理由を伺っていると「仕事やプライベートが忙しいので、一旦退会したい。また落ち着いたら戻ってきたい」「イベントになかなか参加できておらず、申し訳ない」といったメッセージをよくいただきます。
「また戻ってきたい」といった想いに対しては、また戻ってきやすい環境にしたいですし、「どこかコミュニティメンバーに申し訳なさを感じている」とった方には、なるべくそういったことを感じなくてすむような場にしたい。
そんなことを運営メンバーと話していた際、「退会」ということばはsentenceが理想とするコミュニティとは違う印象を与えているのではと感じ始めました。sentenceは「書く」を学び合い、「書く」と共に生きるコミュニティです。時には書くことから離れることだってあるし、また書きたくなったら戻ってくることもある。誰しもが気軽に「出入り」ができる、自由なコミュニティでありたい。
とすると、「退く(しりぞく)」ということばを使うのではなく、「入ったり、出たり」という意味を込めて、「入会」と「出会(しゅっかい)」という表現にしてみたらどうだろうか、という意見が出てきたんです。
そのような経緯から、これからは「退会」という表記をやめて、「出会」とすることにしました。実験的な取り組みなので、今後変わることもあるかもしれません。ことばと共にあるsentenceだからこそ、自分たちが扱うことばについてもきちんと意志をもって接したいなと強く思っています。これからも地道に改善を重ねて、よりよいコミュニティにしていけるようがんばっていきます!
では最後に、来月のイベントカレンダーのご紹介。
暑い季節になってきましたが、みなさま体調にはお気をつけて。
来月もみなさまどうぞよろしくお願いします\( ˆoˆ )/
⭐️「sentence」とは?
「sentence」は、inquire Inc.が運営する「書く」を学び合い、「書く」と共に生きたい人たちのためのコミュニティです。
人は「書く」ことと離れて生きることはできません。
仕事に、自己表現に、考えの整理に。様々な場面で「書く」ことに向き合います。
「sentence」は、「書く」ことについて共に学び合います。
仲間を見つけ、知識や経験をシェアし、実際に書く機会に触れる環境をデザインしています。
コミュニティに興味を持っていただけた方は、公式HPよりご参加ください。
書くとともに生きる「sentence」
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