講演会でこころがけていること
明日、大好きな先生のところの訪問看護ステーション研修で公演をさせていただきます。
ここ数年でいろいろな講演が増えました。
いつも思うのが、せっかく聞いていただいた方にいかに持って帰ってもらうのか。満足してもらうのか。そして、大切なのは、どのようにその先の利用者さん、患者さんに届けられるかです。
いつも言われます。「緊張しているなんて思えない」
「はい、僕が多弁なのは緊張している証拠です。」
それと、何度も頭の中で練り直します。資料作りはいつもぎりぎりですが、頭の中で何度もシミュレーションをしています。お腹が痛くなることが度々です。
自分の訪問看護ステーション前にお声かけ頂いたという何ともはや(笑)。
以前、大学院に落ちたときに指導教授になっていただきたい先生に言われました。「個性、情熱、努力があると夢は叶う」と。組織で生きる事、その中でも真摯に向き合い、努力すること。
僕が話すことは、経験したこと以外ないです。学んだこともすべて経験にしています。あくまでも体験ではないです。
いかに理解しにくい「はいせつ」を身近に感じていただけるか。そして、大切だと分かっていても実行に移せるのか。そういったお話ができればと思います。
講演ってすごいお金をもらえるんでしょという方もいます。お金ではできないと思います。その機会をいただけないとできません。また、必要とされないとできません。
自分の経験したことや考えたことを人に伝えて、そして、それがケアとなって広がって、お金までいただける。10のうち1でもそうそう、いや違うと思っていただけるような自分で考えるようになる講演にしたい。
言えることは、講演すればするほど、もっと学び、もっと知り、もっと考えるようになるということです。
いつも、講演5分前まで考えます。
明日の朝には名古屋へ向かいます。
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