フェルスタッペン、レッドブルの人材流出にも揺るがぬ自信を表明
マックス・フェルスタッペンはオランダGP前の定例記者会見で、レッドブルの将来のパフォーマンスについて、二人の重要人物が去ったにもかかわらず、心配していないと主張している。
レッドブルのスター・デザイナー、エイドリアン・ニューウェイの退団は今年初めに発表された。そして夏休み中に、チームはスポーティングディレクターのジョナサン・ウィートリーがアウディのチーム代表になるために退団することを確認した。
レッドブルのリーダー層から複数のトップ人材が去ることになったが、フェルスタッペンは、現世界チャンピオンであり、現在のチャンピオンシップリーダーであるチームのパフォーマンスに影響が出ることはないと語っている。
「僕たちはただトラック上でのパフォーマンスに集中しているだけだ」と、フェルスタッペンは今日の記者会見で語った。
「もちろん、何人かが去り、新たに加わる人もいるし、発表される人もいれば、そうでない人もいる。それがF1の現実だと思う。特にチームが非常に成功している時には、他のチームが人材を引き抜こうとするのは普通のことだ。これはF1では新しいことではないよ」
「だから僕はあまり心配していない。僕たちはただ集中し続け、適切な人材を適切な場所に配置するようにすればいいんだ」
ウィートリーは、レッドブルのすべてのチャンピオンシップ獲得とレース勝利で、チームに尽力してきた。フェルスタッペンは、チームを去るスポーティングディレクターがミルトン・キーンズに拠点を置くチームに貢献したことに感謝していると述べた。
「僕はジョナサンとは素晴らしい関係を築いていて、彼が別のチームに移ったとしても、それは変わらない」と彼は言った。
「でも、それは彼にとって新たな機会であり、また新たな役割で、時にはそれが新しいチャレンジになることもあるんだ。だから、悪い感情は全くないよ。彼がその機会を得られたことを嬉しく思っている」
「彼はチーム内で惜しまれる存在だが、チームとしても将来を見据えて進んでいかなければならない。僕たちはまだ、ジョナサンが担当しているすべての役割をどう埋めるかを見定めているところだ」
「でも、僕は彼のことを嬉しく思っている。それは双方にとって良いことなんだ。そしてチームも彼がチームにもたらした貢献に非常に感謝している。だから彼らに対して悪い感情なんて何もないよ」