一見地味だけど実はアツい🔥小三角形アスペクトと一見派手だけど地味な努力を必要とする六芒星。
グランドクロス!グランドトライン!Tスクエア!などの派手派手しいアスペクトに比べて軽く見られがちな小三角形。しかし侮るなかれ。この小三角形を出生図に持っている方は「実はかなりアツい」人なのです。
小三角形とは、60・60・120度のセクスタイルとトラインで形成されます。ぱっと見で小さい(笑)ので、目立ちませんし、60度という一見地味な角度なので、あまり注目していない方もいらっしゃるかもしれません。
外側ではなく内側に入っていくアスペクト。
この小三角形は、どんな激しい組み合わせ(冥王星・天王星・火星などの天体)だったとしても、あくまで自分の内面の中で起こる出来事になります。出来事というか、心象風景というか。
火と風のサインの組み合わせなら、未来に向かう気持ち。漫画のワンピースみたいな(すいません良く知らない)やっていくぞー!という力が強い。
地と水のサインの組み合わせなら、過去に向かう気持ち。かつての経験や出来事を感情全開で掘り下げていく力が強い。
自分の中だけで気持ちや考えがどんどん大きくなるので、外側からは解り辛い複合アスペクトです。
しかし、コレが「現実化しようとする」180度と組み合わさると、内側に向いている積もり積もったエネルギーが一気に放出されるので、爆発的に動きだします。
小三角を出生図でお持ちの場合の活用方
自分の出生図で小三角形をお持ちの方は、その頂点の天体の真向かいの星座に、天体が来た時に大きく動いていきます。また、出生図で既に180度をお持ちの方は下記の傾向があると思ってみると良いでしょう。
トランジットで太陽・火星が来た時はリスクを背負ってでも「未来のために」その小三角形を現実化していかなければ!と動き始めます。
トランジットで土星・水星が来た時は、何が一番リスクが少ないか?と考え「現状維持のために」その小三角形を使って自分の足場固めをしようとします。
トランジットで月・金星が来た時は、その小三角形を更に深く自分が味わおうと「共感のために」相手の情に訴えるような出方をします。
トランジットで木星が来た時は、その小三角形をさらに拡大解釈して更なるイマジネーションの高まりを感じ、周囲を感化させようと動くでしょう。
残り3天体は、より内面の動きが強くなります。
トランジットで天王星が来た時は、その小三角形に対して懐疑的になり「自分を取り込んでいる仕組み」を探ろうとします。
トランジットで海王星が来た時は、小三角形夢見る夢子ちゃん爆誕です。ロマンスの神様今日もありがとう。
トランジットで冥王星が来た時は、小三角形が生み出す自分ロマンスに対して「これは本当に自分が思っていることなのか」と自分調査が始まります。
小三角形だけでは内側の燃え盛りですが、上記のようにトランジットの組み合わせ次第では、その燃え盛りをあなたの強みとして発信していくタイミングになると思います。ぜひ小三角形をお持ちの方は活用して下さいね。
小三角形から生まれる六芒星。
この小三角形が5個組み合わさったものが六芒星です。
六芒星になると、自分の意志や個人の現実化ではなく、外側で起こる事象に突き動かされて、どんどん乗せられていきます。
この六芒星を持っている人は内側に向かう感受性がとても強く、本人は表に出そうとしなくても独特な雰囲気を持ち、感化された周囲がとてもアグレッシブな動きを見せ、その歯車がかみ合った時にとても大きなうねりを作り出します。
いけだ笑み先生の御本では
人生の流れが個人的な私利私欲によって展開されることはまずないでしょう。本人の希望以前に、ある種の役割が与えられ、その方向性に自然発展を遂げるような人生になりやすいと推測されます。
とあります。わかりやすい!
六芒星を持っていたら強運で幸せなのか。
ダライラマが出生図で六芒星を持っているのは有名な話し。
しかし六芒星はいけだ笑み先生の解説のように、持っていたらラッキーというものではなく、才能ゆえの努力と忍耐を強いられることが多いです。また、そこを通過しなければ磨かれない原石のままで終わってしまう。
チベット密教では高僧が亡くなるとすぐ転生すると言われています。ダライラマのように元々高貴な生まれの人もいれば、農民の子どもの生まれの人もいます。ある日突然、あなたはこういう人なのですと言われ修行の道に入ることになります。
正式に選ばれるとパトロンのような後ろ盾がつき(大概外国の富裕層がつく)、衣食住をあてがわれ世話人をつけられ、仏道に集中して邁進する環境が整えられます。
一見幸せなことのように見えますが、この満たされた環境の中で自律心を強くもち修行に励むということは本当に難しいそうです。周囲の大人たちが自分に傅く(かしずく)中において驕り一切を捨て、全てを仏道に捧げる心と振舞いを自らが修行し取得していかなければならないのです。
上記は特殊な世界ですが、この六芒星を持っている方は「好きなことをやっていたら、いつの間にか」というものとは真逆の立ち位置にいます。
しかし外側から見ると「才能・人間関係・立場の強み」を活かしているラッキーな人と思われがちなので、その狭間で苦しむ事も多いでしょう。
豊かさゆえに苦しみ、苦しみにより切磋琢磨し更に深まっていく。私は六芒星はそんなアスペクトだと思っています。
Instagramストーリーでもあげましたが、坂口恭平さんは六芒星の一欠け、ベース型のアスペクトを持っています。
六芒星はレアですが、ベース型は出生図でお持ちの方が多いです。このタイプの方はトランジットやプログレスで欠けている部分に天体がカチっとハマると一気に大きく動き出します。
坂口恭平さん、最近大きな動きを見せているのでホロスコープで調べています。近日中にnoteに書けたらいいなと思います。
それでは、また~。
エリ
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