上司ウケの良い人

2025年2月13日 07:40

現在の私からは想像できないかもですが笑、役者を諦めたあと、日本舞踊を習いながら営業として企業に勤めていたことがありました。
営業と言ってもデパートに商品を入れていて、注文を聞いてきたり、新商品の案内をしたりといった感じで、新規開拓するようなハードさがあったわけではありません。
相手側バイヤーに気に入られたとしても、劇的に商品を増やして貰えるわけではなく、また売り場で直接販売しているわけでもなく。
それでも会議で上司に
"来期の売り上げはどうなんだ"
と言われて、それなりに頑張るのですが、それは仕事として当然のことだし、売り場で直接接客しているなら
"売り上げアップ目指して頑張ります"
と言えますが、それは白々しすぎて笑
で、とりあえず頑張ります、みたいな言い方をすると上司は気に入らないわけです。
やる気があるのかと。
次に発言した先輩は
"○月までに前期以上に売り上げるようにします！"
え、なんでそんな宣言できる？
と思っていると、上司が満足そうにうなづいている。
あゝ、仕事ってこうやってやっていくのか、と実感すると同時に、私には無理だなと思ってしまいました。
口でなんかいくらでも言えるんです。
でも、結果が全てだと思うと、私は結果が出るまで何とも言えない、と言ってしまうんですね。
頑張るなんて、わざわざ言わなくても当然のことです。

私は今そういう(結果が全ての)世界に身を置いているのだと思うと身が引き締まります。
これだけの想いとこれだけの試行錯誤、稽古を重ねています、と言ってもそれが舞台で表現できなければ意味がない。
でも、黙っていて伝えないと、誰も見向きもしてもらえないのも確かなんですよね笑
そういう意味では私も成長したというか、変わったと思います。
これだけブログなどSNSから発信しているのも、何とか知ってほしい一心で。
ありがたい時代になったと思います。
身体が思うように動かない時でも、逆に励まされることもあります。
私の拙いブログでもちょっとでもお役に立てたら嬉しい。
まぁ基本的に虚勢を張ってはいませんが、割りに"男らしい"と言われることもあり笑、文章は上品にと心掛けています笑
楽しいだけでなく、上達を実感できるお稽古を心掛けていますので、是非お気軽ににお越しください。
先ずは無料体験から。