温まる成分
今回は陰イオンの温まる成分について解説させていただきます。
温泉分析書の陰イオンは、身体で言うと骨格のようなもので、
陽イオンはそれを支える筋肉のようなものだと以前記事にしておりますが、
陰イオンの温まる三大成分についてご説明させていただきますと、
山をイメージしていただいて、
頂上では 炭酸水素イオン
中腹では 硫酸イオン
麓では 塩素イオン となります。
(硫黄泉が含まれないのは、塩素イオンが含まれないと温まらないためとなります。)
この3つの温まる成分が山の頂上から麓までそれぞれの特徴を持って温まる作用となりますが、
硫酸イオンと炭酸水素イオンはどちらか一方が含まれるのが基本となりますが、
本当に珍しく青森県 古遠部温泉のように両方含有するお湯もあり、
さらに陽イオンの鉄イオンも含まれ奇跡とも言える泉質もあります 。
湯守人 Kentが代表的な温まる泉質について解説させていただきました。