硫黄泉の種類
今回は硫黄泉の2タイプについて解説させていただきます。
硫黄泉についてご説明させていただきますと、 硫黄泉の泉質には成分によって2タイプあります。
上の陰イオン 硫化水素イオンが多い(硫黄型)と、下の溶存ガス成分 遊離硫化水素が多い(硫化水素型)に分かれます。
特徴としては、殺菌効果が強い硫黄型と、白濁する硫化水素型となりますが、この臭いはあまり外国のお客様には好まれていないようです。
硫黄泉とは、硫化水素イオン+チオ硫酸イオン+遊離硫化水素の合計数値で、その数値により評価をするのですが、硫黄泉が療養泉となる含有量は1mg以上となりますが、湯質泉質ランキングガイドでは温まり評価は5mg以上、美肌評価は2mg以上としております。
この評価基準を作るのに約20回ほど基準を作り変えるなど苦心した記憶があります。
湯守人 Kentが硫黄泉の見方の基本について解説させていただきました。