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温泉宿の見方の例

今回は湯宿の見方を長崎県 小浜温泉 旅館 國崎を例に解説させていただきます。

この宿は日本秘湯を守る会の会意宿ですね。

私のサイトで日本秘湯を守る会でランキングに入るのは約30軒となり期待が高まります。

源泉泉質調査表の源泉名が「國崎源泉」とあることで、敷地内源泉だと分かります。

次に海沿いの温泉なので、塩素イオンが3900mgと多いのは分かりますが、硫酸イオンも多く含まれており、+ナトリウムイオン2600mgで(旧芒硝泉)となります。

しかしカルシウムイオン120mgではアイコンが付くまでの含有量では無いため、(旧芒硝泉)がメインの泉質となるのです。

また海沿いの温泉にはあまり見ないメタケイ酸が240mgと多いことで、
お湯にトロミ感も出るなど楽しみも増えます。

さらに嬉しいことに湯船の上縁部は木造りで、洗い場や壁まで木造りです。これは温かみを感じるられるのと、

管理も大変なことから、館主の思いやりも感じられるものです。

そして宿泊料金は一泊2食付きで1人16500円(税込)からとなり、良心的な金額となりますね。

ここはお風呂場の造りから、お客様とお湯を大切にしていることが分かるのと、部屋数も10室で全体的にクオリティーの高い経営をされているように見受けられます。

これはなかなか良い湯宿ですね。

湯守人 Kentが湯宿のどこを見れば良いかを 小浜温泉 旅館 國崎を例に解説させていただきました。

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