見出し画像

海沿いの泉質の見方

今回は海沿いの泉質について静岡県 雲見温泉 高見家を例に解説させていただきます。

この雲見温泉エリア一帯は下記源泉泉質調査表にあるように同じ混合泉を利用しております。

泉質の特徴としては、下記源泉泉質調査表にもあるように海の近くで塩素イオン7054mgと多くなるのですが、

塩素イオンが多い場合は当然のことながらナトリウムイオン2139mg

カルシウムイオンが2304mgと多くなるのが特徴となります。

そしてそれだけならただ塩っぱい温泉なのですが、併せて

硫酸イオンが613mg含まれることにより、+カルシウムイオンで(旧石膏泉)

となり、+ナトリウムイオンで(旧芒硝泉)となるなど異なる効果を併せ持つこ

とになるのです。

湯守人 Kentが塩素イオンが多い成分の特徴について解説させていただきました。

いいなと思ったら応援しよう!