湯質泉質ランキングガイドを立ち上げた理由と制作時間
今回は湯質泉質ランキングガイドをなぜ立ち上げて、どのくらい制作時間がかかったかを解説させていただきます。
私が「湯質泉質ランキングガイド」を作る旨を湯宿の大女将さんである母に言うと、
自然の恩恵を受けて長年商売が出来ているのに、何様のつもりで恩恵を受けているお湯に優劣を付けれるのかと叱られたものです。
飲食店については、食べログのようにユーザー評価によるランキングサイトが有るのに、源泉や泉質については無いのを不思議に思っておりました。
しかし温泉の泉質についてのユーザー評価は、個人の知識や経験に幅があるため、
私がオリジナルで評価基準を作り、源泉と泉質を評価したのが「湯質泉質ランキングガイド」です。
「湯質泉質ランキングガイド」はミシュランガイドのように、レストランに格付けした湯宿の泉質版となり、
成分と成分量に基準を設け、温泉の「源泉」 「温まり」 「美肌」に評価とランキングを付けたことで、
ユーザーにとっても基準をクリアした本物志向の入浴施設の選択が出来るようになるのではないかと考えるのです。
「湯質泉質ランキングガイド」
https://www.senshitsu.com
また「質泉質ランキングガイド」の制作時間としては、
サラリーマンである私が、電車の往復2時間×年間250日+土日年間300時間=1年間800時間を費し、10年掛けて作りました。
今となっては、分析書や情報量が多くあったヤフーブログが閉じてしまっているので、もはや同じものは作れないのではないのではないかと思われます。
サイト制作のスケジュールとしては、
最初の3年間は成分の選定と評価基準を作り、
その後2年間でサイトの構成と文章作りをし、
最後の5年間で循環塩素の見極めと分析書による評価付けをしました。
何かに「取り憑かれたように」やっていたので、何でやっていたのかが謎なのです。
多分、自分が旅行に行く時にあったらいいなと思ったか?
また実家のお湯はどのくらいのレベルの泉質なのかを知るためか?
ただ単に循環塩素と源泉掛け流しとを分けて整理したかったのか?
それらと併せて源泉掛け流しで頑張る中小の湯宿の泉質を正しく評価してあげるべきだと思ったのでしょう。
本物の源泉掛け流しであるにもかかわらず、
知らないや知らされないことで、廃業などの存続の危機となることは
憂ういことだと思います。
そこで登録の仕方を解説させていただきますと、
ランキングに入りそうな宿の温泉分析書があることが前提となりすが、
温泉分析書の有無の確認→成分の登録基準の確認→循環塩素の確認
→基本データと数値入力→飲泉の可否と深さの確認→登録 となります。
1日頑張っても10軒が限度でした。
現在約1100軒の登録となりますが、大体ですが約15軒に1軒の登録となります。
(このサイトは自分のデータとして作ったので、画像も広告やアフリエイトなども何もしておりません。)
湯守人 Kentが「湯質泉質ランキングガイド」の立ち上げ理由と制作時間について解説させていただきました。