![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/155105875/rectangle_large_type_2_6d87275291cae1325bedeb6e7ad9dc6b.jpeg?width=1200)
Yabucogiから元気をもらった話
皆さんはオルタナティブスクールという
学校を知っていますか?
我々SENSEITIONALが
全国のオルタナティブスクールをめぐり
魅力を発信するシリーズ
「The Alternative School Journal」
担当は大塚・福島です。
どうぞよろしくお願いいたします。
Alternative School Journal
↓コンセプトBOOKはこちら
![](https://assets.st-note.com/img/1726488875-jts5QzglomWx7cH1Cp03O2fk.jpg?width=1200)
今回、京都府大山崎町のyabucogi代表の
谷平亘さん(たーさん)を訪ねました。
![](https://assets.st-note.com/img/1726488924-DBQb5dwWxGRTIq7YPCoAujsi.jpg?width=1200)
JR・阪急の駅からもアクセス抜群で
元気の出るイエローの建物。
あと、なんていうか、
思ってたよりずっとおしゃれな空間だぞ…(失礼)
カウンターにお邪魔します。
あと、なんでこんなに人が…
たーさん、今日Schoolは休みでしたよね?
休みにも関わらず多くの人々が集い、
活気が途絶えないyabucogi。
その魅力に迫りましょう。
実は今日、トレイルランイベントの開催日。
2か月に一度、
近くの天王山を走るというイベントで、
シューズメーカーの方とのコラボで
本格的なイベントに。
朝8時からのランニングを終えたタイミングで
お邪魔しちゃったもので、
大人も子どももほんといい汗。
教室内は心地いい活気に包まれていました。
![](https://assets.st-note.com/img/1726489809-7BWXFl0rAxwJqbYgN3SsmhVv.jpg?width=1200)
「ちょっと片づけるからゆっくりしといてや」
「あ、はい。お構いなくです~」
そそくさと待っていようとした私ですが、
保護者の方からお声掛けいただきました。
こういうのも暖かい雰囲気のおかげなんでしょうね。
実は、少し緊張してたので良かった。
ちょっとお話聞かせてください。
その方とyabucogiとの出会いは、
学校になじめず悩んでいたお子さんを
連れて参加したyabucogiの川遊び。
お子さんはココに新しい居場所を見つけ、
今では行ける日を心待ちにしているとのこと。
これは早速、貴重なお話聞けちゃったぞ。
保護者目線の大きな魅力ですね。
キッチンに戻ってきた
たーさんにコーヒーを淹れていただきました。
ドリップしながら
「ウチはごちゃまぜなんです」と。
![](https://assets.st-note.com/img/1726489087-IyR7dcHBz2A8iT9pjCL6aPO1.jpg?width=1200)
学童・フリースクール・イベント参加者が
同じ場所で同じ時間を共有するyabucogi。
「線を引くのは大人の都合。
それが子どもたちに変な意識を植え付けるんです。
もちろんそれぞれにやらなあかんことあるけど、
それ以外はごちゃまぜ。みんな一緒」
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/154739816/picture_pc_fc5aab818b8d3b6525d5732327b4aa77.png?width=1200)
ーーyabucogiを始めたのは?
一昨年度まで公立中学校で教えていた たーさん。
担任としての挫折と、同僚との不調和から、
いまの教育業界に大きな危機感を持ったそう。
ご自身の一番辛かった時代を、
言葉を選びつつ我々に教えてくれました。
小気味よくジョークを交えていても
当時の壮絶さは想像に難くなく、
たーさんの
大らかでありながらも芯のある強さの源に触れた気持ちでした。
![](https://assets.st-note.com/img/1726489472-dlntfM3JL2KoUsYCZVakqmjh.jpg?width=1200)
大きな分岐点を経て
新たな挑戦としてyabucogiの立ち上げを決意。
「公立ってどうしても【できないとこ・悪いとこ】に
フォーカスしがち。そのスタンスを変えてかな」
yabucogiのホームページにもたーさんの思いが載っています。
人に与えられたり、
決められたりする社会や世界ではなく
目の前にあるものの輪郭を自分で決める。
そうして自分の生き方や在り方をじわりじわりと作っていく。
自分の人生を自分ごととして生きる。
そういうことを感じる場を作りたい。
そういうことを学ぶ場を作りたい。
いろんなことをやって、
いろんな人に出会って、
そうして自分の輪郭を感じて欲しい。
ーー4月から始めて、もう軌道に乗ってるのはすごいですね
「集客に課題がないわけじゃない。
でも、こっちが楽しんでいると、人は自然と集まってくる」と
たーさん。
一見、楽観的にも聞こえますが、全然違います。
実際、今日のyabucogiには多くの人が集まり、
この賑わいこそ何よりの証明です。
![](https://assets.st-note.com/img/1726489867-4tsoAb5L6E83QKNpPRI1vnJr.jpg?width=1200)
話題は、不登校やオルタナティブスクールに対する世間からの見え方に。
「そんなの気にせず突き抜けることが大切なんです」
たーさんはガハハと笑い飛ばします。
![](https://assets.st-note.com/img/1726489903-UGowSOFPNqXMJvnETHtLpY1Q.jpg?width=1200)
「イメージを払拭するのではなく、もうそのまま進んでいく。
暗いイメージとかね、どうでもよくなるところまで進んでいけるかですわ」
その言葉に「払拭したい」とばかり考えていた私は
価値観を揺さぶられました。
すごいなyabucogi。
もっともっと拡がるといいな。拡がるだろうな。
![](https://assets.st-note.com/img/1726489552-NlWszAdCXo01nwVIFR24i5P9.jpg?width=1200)
午後からの「居酒屋yabucogi」にも
ちゃっかりお邪魔し、
一杯いただいて、おいとましました。
Alternative Schoolは日本の教育を本当に変えるだろうか?
このJournalシリーズを通して、大きな挑戦を伝えていきたいです。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
次回もお楽しみに。