生産性を上げたい、あわてるな、少し立ち止まって。
こんにちは。SENSEITIONALです。
先生方の業界でも「働き方改革」
すごい言われてますよね。
我々ビジネスパーソンも同じです。
今日は働き方改革を考えるうえで
大切な要素「生産性」について。
担当はSENSEITIONAL大塚です。
「生産性」という言葉との出会い
むかし、あひるの空、という
バスケ漫画を読んでいるときに
その言葉に出会いました。
高校の部活動を舞台にした漫画でして、
「常に生産性のある日々を」というセリフが
後輩に影響を与え続けることの意義、
みたいなシーンとともに描かれていました。
アツいシーンで心に残ってるのですが、
今考えると「生産性」のニュアンスが
少しいまと違う気がしますね。
「生産性のある日々を」は
いまでいう「アウトプットの大切さ」
みたいな意味に近いかもしれないですね。
では生産性とは。なんなのか。
生産性について私の中での定義は
だと思っています。
いやいや当たり前だよSENSEITIONALさん、と
声が聞こえてきそうですが、
意外にここが見過ごされてることって
多いように思います。
うえの書籍から、よくない事例を引用します。
企業の人事部門・採用担当では、
目標として「会社説明会の動員人数」や、
「応募者数」が設定されていることが多いそうです。
「新入社員の質が低い」という課題を抱えた人事部が
応募者を増やすために、
採用イベントの集客に投資するというシーンがあります。
「・・・・ちょっと待てい」
よくないみたいですね。
「新入社員の質が低い」原因は
ホントに「応募者が少ないこと」でしょうか。
立ち止まることが必要です。
先ほどの生産性の定義で考えると
極論ですが、10人採用したい場合、
求める人材10人だけを面接することができれば
採用完了、一番生産性が高くなります。
質が低いことの原因は
会社が求める人材を
きちんと判断できない選考方法に
あるのかもしれないし、
質の高い人が残りたいと
思えない会社側にあるかもしれない。
この辺を見極めた上で
対策をしないと
マッチしない応募者が増えた結果、
無駄な労力ばかりがかかり、
新卒採用の成果は上がらない。
逆に生産性は下がってしまうんですね。
意外にもよくあることだと感じます。
よくある営業チームでも、
売り上げ確保のために
商談件数を増やすことばかり
はやし立てられますが、
ホントにニーズがあるお客さんを見極める手法や
価値を伝えられるコミュニケーションが
できているか、にもっとテコ入れをしていくほうが
いいのかな、と思ってしまいます。
(その手法開発のために、結局
トライ&エラーの量を稼がなければ、
なのですが。。。とほほ)
生産性を上げ、時間を捻出しないと、
やりたいこともできないというのは残念です。
成長とは生産性を上げることに他ならない
生産性はあるとかないとかじゃなく、
高めるものだと、
改めて当たり前のことを書きました。
当たり前と思いつつ、
気づけば生産性を下げるようなやり方を
盲目的に選んでしまいがちです。
私の体験談ですが、
ある程度、仕事が理解できるようになった頃、
提案書を上司に自信を持って見せた際に、
「おーはいはい。どれくらいの時間かけた?」と
上司から聞かれてドキッとしたことがあります。
いいアウトプットも、
時間かけすぎては生産性が高いとは言い難い。
・・・ノビシロですねぇ!
成長するというのは
生産性があがると同意であって、
前述の書籍では下記のサイクルで示されています。
大人も子どもも成長を語るうえで
①にばかり目がいきがちですが
しっかりと②③も意識していきたいですね。
またこのnoteの続編として、
改善どころの見つけ方について
触れさせてください。
私も「生産性」、久しぶりに読み直してみます。
ここまでお読みいただきありがとうございます。
学校に通ってる子どもたちは
①〜④を高速回転させてるわけですから
すごいなぁ、しかも複数教科、同時進行で。
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