学校に戻るだけが正解じゃない
不登校は学校に戻るだけが正解じゃない。
※そもそも「不登校」っていう言葉を
ネガに聞こえ過ぎないよう
言い換えたいのですが考え中です。
こんにちは。SENSEITIONAL大塚です。
最近、いそいそと新しい事業立ち上げについて
話を進めています。といいましても、
スタートアップのように派手ではなく、
自分たちにできることを着々と、といった形です。
今回はその新しい事業に深く関わる
「不登校」について書いてみたいと思います。
(事業については近日公開・・・!)
みなさんは
不登校というと、どんなイメージがありますか?
学校に行かない子どもは、勉強が嫌いだったり、
友達と仲良くできなかったり、
親との関係が悪かったりするのかなと思うかもしれません。
でも、実はそれだけじゃないようなんです。
不登校になる原因は人それぞれで、
少し調べてみたのですが、
まだまだ一番多いのは「無気力・不安」、
次に「友達とのトラブル」「生活リズムの乱れ」とのこと。
ただ最近とある学校関係者に聞いたのですが
コロナ禍で不登校が増えてきた要因として、
度重なる休校や
学校以外の学びのコンテンツがリッチになったことで
「無理に学校にいかなくても何とかなる感」が
子どもたちに出てきた風潮も確かにあるようです。
つまり、いまや不登校は珍しいことではなく
子ども自身の状態、周りの環境、
そして本人の意思が絡んで起きる
ひとつの選択なんだろうなと思います。
これまで不登校の子どもに対して、
よく言われてきたのは、
「学校に行けば治る」という考え方です。
確かに学校は子どもにとって大切な場所で
勉強や交流を通して成長することは大事です。
でも、無理に学校に戻そうとしては
逆効果もあるように思います。
例えば、
無理やり行かせるとストレスが増して、心身に悪影響
「学校に行くこと」=「目標」になってしまって、
自分の好きなことや得意なことを忘れてしまうことがある(!)「学校に行くこと」=「義務」みたいに感じられて、
自分で考えたり責任を持ったりすることが
できなくなることがある(!!)
学校に戻ることだけを正解だと思うと、
子どもの本当の気持ちを見逃し、
可能性を奪ってしまうかもしれません。
私自身、昨年度1年間、
熊本市のオルタナティブスクール
「WING SCHOOL」への
キャリア教育を通して、
今の子どもたちに大事なのは
興味や能力を伸ばせる、
いろいろなことを知り、挑戦できる環境自信や自己肯定感を高められる、
仲間同士が承認しあえる環境将来について一緒に考えられる機会
といった環境なのではと感じています。
そして、不登校の子ども本人や
保護者さんには、
オルタナティブスクールのような
学校以外にも学びや交流の場が
増えつつあることを知ってほしいと思います。
もちろんまだまだ課題は多いですが
私が見たオルタナティブスクールでは
学校と同じように、(ある意味それ以上に)
子どもたちは自分の存在意義や価値観を見つけ、
自分らしく生きる力を育むことができていました。
不登校は学校に戻ることだけが
正解じゃないということを、私は伝えたい。
不登校の子どもには、学校だけではなく、
さまざまな選択肢があることを知ってほしいです。
そして、保護者さんや先生は、
子どもの気持ちや考えを尊重し、
一緒に歩んでいくことが大切だと思います。
不登校は問題ではなく、
チャンスだと捉えることができれば、
子どもは必ず成長していくはずです。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
新事業お披露目まであと少し・・・。
実はホームページの改修も同時に進んでいまして
こちらもはやくお披露目したい。
一緒に頑張りましょう。
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