【ZINE】どちらかと言うと下絵の方が緊張します
こんにちは千星一話です。
先日旅行先で立ち寄ったカフェのカウンターに魚の形をしたクッキーを発見。会計の時クッキーも追加でお願いしますと「猫の恩返しに出てきそう(なクッキー)ですね」と定員さんに言ったら、ふふふと微笑んでいらっしゃいました。あら、なんだか和やか。
今回は下絵、ペン入れ編です。
まず下絵ですが、ラフから引き続きラストまで顔の見えない人の感情をどう描くかずっと悩んでいました。ふと電話してる時、相手に見えてないのについ身振り手振りしてしまったり、緊張してると服とか手首をつい強く握ったり、体の動きって言葉より先に感情を表すことが割とあるよなあと思い物語の前半はその辺りを意識しながら人物を描きました。
それと樹木の種類、生え方、模様。舞台は“人の手がつけられていない鬱蒼とした森”なので花も生えていないけもの道ばかりに生えてる木ってどんなかなと、森には遠く及ばないだろうと思いつつ公園や最寄駅までに生えてる木々を観察しながら通勤していました。
木や草花をみてると不思議と気分が落ち着いてきますね。
次はペン入れです。ここでトレス台を導入しました。見やすいし、角度が変えられるので姿勢がとにかく楽です。最初から使っとけばよかった。今回はレンタルしたので今後のために購入しようか検討中…。
ペンは、ガラスペン・筆・コピックマルチライナーの0.5、0.3、0.1、0.05の6本を使用しました。
後は下絵をなぞればいいからスムーズに行けるじゃろと思いきや、下絵はつい人物ばかりになってしまい、背景がラフのままだったり人物の足があらぬ方向に向いていたり、あるページに関しては丸々書き直したりと曖昧に描いていたツケが回ってきた様でした。(ラフ編の記事であれだけシーンごとの大切さを書いていたのに…自分の苦手なところがここでわかったのである意味はよかった…かも)
私はメインを引き立てる影や効果線がペンでゴリゴリ描き込まれている絵が好みなので、自分もその様に描きたかったのですが集めた資料を見ながら描いても、光の反射の表現なんかは難しくて、こればっかりは観察と練習しかないなーと新たな課題になりました。
次回は(ここまできた!)色塗り編になるのですが、記録が追いついてきてしまったので次は3月中旬から下旬に上げたいと思います。
恥ずかしながら私は好きで勝手にやってることなのに最後まで続けられない悪癖があります…。でもnoteで記録をつける様になってそれを読んでくださっている方がいることにすごく励みをもらっていて今続けられています。本当にありがとうございます。
ここまでは前半パートということで、気持ち新たにイベント出店を目指して制作続けていきますのでよろしくお願いします!
千星一話