カプセル 7月
こんにちは、千星一話の中の人です。
今年の夏は本当に暑いですね!初めて熱中症になってしまいそう。熱の膜に包み込まれているみたいでどこにいても息苦しい...ギョウザの肉だねの気持ち
ツール・ド・ニッポン 山梨・北杜
トラベル雑誌ペーパースカイが企画されてる自転車に乗って、日本各地の隠れざる名所を巡る一泊二日のツアーに参加してきました。
ママチャリ以外乗ったことないけど自転車に乗るの好きだし、楽しそうだからと気楽に参加しましたが日頃の運動不足でゼイゼイ唸りながらひたすら漕いでいました。(地味に続く上り坂が本当にきつかったっ…!)スタッフさん達はそんな私に爽やかな笑顔でお疲れ様!!と言ってくれる優しい人たち。笑顔って本当に気持ちをほぐしてくれます。進むのに必死で全然分かりませんでしたが、その日の夕食の場で聞いて初めて知りましたがトータル40kmぐらい走ってたとか。おもわず引き笑いしましたね。
ツアーでは美味しいものをたくさん頂いたんですけど、特に夕食の後におみやげで頂いた桃がすっごく美味しかった!翌朝キッチンのシンクにみんなで集まって、皮を剥いた丸ごとの桃を齧り付いたのはいい思い出です笑
ランチで利用させてもらったカフェアンド本屋さんのジェラートやビールだけどベリーなどのフレーバーが入ってスムージーみたいなビールを作っている専門店、キース・ヘリングの作品を集めた美術館など巡った場所は新鮮で刺激的な所ばかりでした。
一泊したコテージで同室になった子が、
"自転車は景色がリアルに感じられるし、気になったところにサッと立ち寄れるところがいい"
と言っていて、今回まさにそれを体感できたのが参加して一番良かった事でした!
ツアーには北杜愛に溢れた観光課の方に、今回中止になってしまったハイキング先の日向山の魅力を教えてもらってまた行きたくなったし、
疲れない乗り方やサドルの高さの調整してくれた自転車屋さんに思い切って自転車でこんなことがやってみたいんです。と相談すると親身になって聞いてくれたりと人の温かみを感じた素敵なツアーでした!
ご飯の写真ばっかり笑
日本各地で開催しているということでぜひまた参加したいな
かわいいあのこ
用事の間に2時間ほど時間ができた。さっき入った喫茶店で小腹は満たされたし、せっかくだからこの街を散策してみる。個人の電気店やカレー屋、写真屋など店がズラリと並ぶここは浅草駅の仲見世通りと似ている。
プラプラ歩いているとアンティークショップのようなお店を見つけた。濃く色付いたハニーブラウンの木製扉は閉ざされていて中が見えない。OPENとは書いてないけど、看板は出てるし多分開いてるでしょとドアを押したら開いたので内心ホッとした。
中に入ると鉱物のアクセサリーや作りの凝ったワンピースなどが目に飛び込んできた。小物と洋服メインのセレクトショップだった。
どうしよう、思ってたよりずっと素敵なお店だった。
こだわりを感じるディスプレイの台座や額などはアンティーク品。見たことないものばかりだったので海外で集めたのですかと聞いてみると日本の蚤の市や古道具屋さんで集めた、海外に行ったことないと言うから驚いた。
店内を回っていると、カウンターのディスプレイの中に小指の先ほどのアンティークの小箱を見つけた。こういうは開けたくなってしまうタイプなので壊さないよう慎重に蓋を外す。
中には、
小さな歯車が箱いっぱいに入っていた!
正直、そのお店で見たもので1番テンションが上がった。腕時計の部品かな。歯の形が珍しいし錆が無いどころか、新品みたいに状態が良い。
欲しい
恐る恐る店主さんに声をかける。
「すみません、この箱なんですけど…」
「ああ、可愛い箱でしょう」
「あ、はい。いや、あの中身の方なんですけど、この歯車って売り物ですか?」
「え、歯車なんて入ってました?」
いや知らなかったんかーい!
とは言わずにもう一度聞いてみる。非売品だけどさっき試着してたワンピース買ってくれたらおまけしますよ。と冗談交じりに言ってくれた。いや、予算オーバーですよ。ちょっと粘って交渉してみたけど結局何も買わずにお店を出た。
あれから何日も過ぎたけどたまにやっぱり欲しかったなーと思い出す。手に入らないものほど、物欲ってのは中々収まらないもんだ。