見出し画像

【日記】カプセル 2024.12

こんばんは、千星一話の中の人です。
今年もわずかとなりましたね。先月は何もなさ過ぎて、怖い話に嵌っていることしか話題がなく迷った末投稿しなかったのですが今月はイベント盛りだくさんだったので、その一部を書きたいと思います。

ワンダーランド

Instagramのおすすめに出てきた企画展をみるためにいとこのいとちゃん(仮名)と一緒に往復四時間かけてたどり着いたのは千葉市美術館。

「ザ・キャビンカンパニー大絵本美術展〈童堂賛歌〉」


いとちゃんの撮ったオシャ真
壁一面が原画で埋まり目が楽しい

絵本や企業コラボの原画の展示や段ボール作品の展示があるなか一番楽しみにしていたのはスモールワールドのブース!手のひらサイズの建物やキメラの間から顔をのぞかせ巨人襲来風撮影をし、屋根に無数の小さな穴開けられたほの暗いテントに入り疑似プラネタリウムを満喫。

スモールワールド一部


テント内の夜天


じっくりゆっくり会場を巡った後、お土産は散々迷って絵本を一冊だけ購入しました!2025年1月13日(月)まで開催中とのことなのでぜひ!


2024年読んで面白かった本

【怖ガラセ屋サン 著:澤村伊智】
ここ一年ぐらいホラーに嵌っていて、YouTubeの怪談朗読やnoteで人気の禍話だけでは飽き足らず手を伸ばした一冊。オムニバス形式ストーリーでお化けが出る怖さというより人怖、いや、怖ガラセ屋サンのリサーチ力が一番怖いかも。

【ハンガーゲーム 三部作 著:スーザン・コリンズ】
首都キャピトルを除く12地区の中から選ばれた少年少女一名ずつが最後の一人になるまで殺し合い国中でその様子を生中継されるという惨いサバイバルゲーム。運悪く選ばれてた妹の代わりに出場志願した主人公カットニスは、結構冷酷で疑り深く場面によっては出場者の誰よりも恐ろしく感じる。ただ一番貧しい第12地区出身で身に着けた狩りの技術と、周りの人に恵まれゲームに残り続けていく様に飲み込まれていく。カットニス視点でしか状況が見えないからキャピトルや参加してない人々目線で一息つく間もなく、ハンガーゲームは波乱を残して1を終える。
映画化されてそうだなと思って1を読んでる途中に、調べたら12年前に映画化していました。欲求を抑えられなくてYouTubeで映画の予告を見ていたらネタバレになるシーンが映り頭を抱えました。

【伏木商店街の不思議 著:太田忠司】
伏木商店街を舞台とした切なさありほっこりありホラーありの短編集。五分で読めるから休憩時間のリフレッシュにぴったり!読後、表紙のイラストを見てまた読みたくなる。

【たとえばの話1,2、3 著:井田千秋】
「家が好きな人」の著者が昔発刊していた同人誌のエッセイ集。絵が大好きで再版されてすぐに購入した。読むだけで満たされる幸せの書。新作「ごはんが楽しみ」が10月に出た時嬉しすぎて購入後もったいなくて開けなかった。

【この世にたやすい仕事はない 著:津村紀久子】
監視のしごと、バスのアナウンス原稿制作のしごとなど、主人公はすこし変わった仕事を巡り、ひょんとした事件に巻き込まれたり、関わっていったり、仕事にのめりこみすぎて日常が脅かせそうになることもあるけど人付き合いは一定の距離で淡々と仕事を続ける姿に今季前半すごく影響を受けた。津村さんの本は一時期ハマりまくっていろいろ読んだ中「現代生活独習ノート」、「ダメをみがく“女子”の呪いを解く方法」も甲乙つけがたく好き。

2024年を振り返って

前半は活動的になろうとしたものの後半でバテてしまった一年という感じでした。それでも色んなイベントに遊びに行ったり、物語をつくったり、ペーパクラフトなど物づくりができて良かった。来年は一冊(できれば二冊)完成させるという目標があって動き始めたので約束したSちゃんのために頑張ります!

それでは、ご覧いただきありがとうございました。
よいお年を~!

いいなと思ったら応援しよう!