【ZINE】ブルーライトとにらめっこ
こんにちは千星一話です。
今回は印刷編です。
色付けの最終段階に入り印刷を意識し始めてこのあとの工程(印刷)を調べたところ、印刷物としてちゃんと作っていなかったのでこのままじゃ印刷出来ない!という事になってしまいました。
印刷会社に依頼する場合はデータを作成する際に、印刷や裁断、加工に関わるいくつかの決まり事があるそうです。例えばトリムマーク、塗り足し、アウトライン、カラー標識、などなど加工オプションも付けるとさらに増えます。
zine作りをされている方の作業記録を見ると最初の方で印刷会社を決めている様なんですが、恥ずかしながら、私は絵と文を作ることにいっぱいいっぱいで…完全にリサーチ不足でした。とにかく印刷会社やネットの記事で印刷会社を調べて最初に行ったのはキンコーズさん。
印刷会社に相談や依頼をする前に、ダミー本を作っておくといいとあったので、コンビニで印刷したものを持って行きました。今回は手折りの蛇腹本にしたいのでその旨お伝えすると、Illustratorでページを配置して貰えばA0+αサイズに印刷すると貼り合わせる事なく蛇腹に折ることができますよと教えてもらいました。
“Illustrator”かー…。
Illustratorは、難しそうだし有料だしずっと避けていたので、何とか他の方法で送れる印刷会社を探していたんですけど、何処も基本的にはIllustratorを推奨していたので、とうとう観念して一週間のお試し版から始めました。
いや、面白い!
まだ始めたばかりですが、先に初心者には難しいと言われてるクリップスタジオをいじらせてもらっていたからか、個人的にツールの使い方とか断然分かりやすくて、データの作り方はネット記事、YouTube、Illustratorを使っている友人に教えてもらい作りました。↓
作る前から薄々感じていたんですけど、作り終わってから、成人女性ほどあるA0サイズの紙を、そのまま使うならまだしも、カットして製本するのは大変だし、現実的じゃないかなと思い、データを作り直し、依頼先もネット印刷プリンパさんに変更しました。
プリンパさんの特徴は、
○紙の種類が豊富
○その紙を使った実例が紹介されている
○オプション加工が豊富
○試し刷りができる
○箔押しや活版印刷ができる
などなど。
まずは用紙サンプルをお取り寄せしました。
表紙はどうしても厚紙にしたかったので、いいなと思った紙を3種類選んで試し刷りをしてもらいました。紙によって色味が異なるのと受け取る印象が全然違っていて奥が深い。
今回は''ハーフエアコットン"という自然で柔らかい雰囲気の仕上がりになる厚紙を選びました。
本文は組み合わせて蛇腹状にできる様にA1サイズのボートに全ページを収まるようにして、
入稿、しました!!
製本が残ってるしまだ終わったわけでは無いけどひと山超えたー!という気持ちです。さて、去年の11月から始めたzine作りは紆余曲折ありながらもいよいよ大詰め。今まさに製本段階です。4月上旬にはお披露目できそうで今からドキドキしています。
次回の製本編もよろしくお願いします。