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自分で自分をハグする

2回目の再発して再治療

長かった四ヶ月、8クールのEMACO治療が終わって。

瞬く間に子どもたちとの生活に戻って。

食のこと、子育てのこと、生き方、いろんなことを一つ一つ感じながら生きています。

治療中に出会った分子整合栄養医学の勉強をはじめて、

私はおそらく20代から、一人目を生んだあたりから特にたんぱく質や微量金属、ビタミンミネラルが足りてなかったことがわかり、

それは、この10数年ほどの食生活、一時は無農薬、マクロビや玄米菜食にこだわってた時期もあり、それがお産をしたあとの子育て期、さらに、二人目を生んで、のサイクルの最中であったことが、私の低血圧、貧血、気分変容に食生活が影響していたんじゃないかとわかってきました。

朝起きられない、穏やかでいたいのにイライラする、そんななかでも、子どもたちのためと、田畑を耕し、草刈りをし、野山に出掛け、ヤギやにわとりなど動物たちの世話と、からだを酷使していたんだなあと今になって思います。


妊娠、お産、子育て期間は、母子ともにバランスよくあること。

(いろんな意味でバランスよく)バランスよく食べ、バランスよく生きるのが、大切だと、身をもって知りました。

食べたものでからだはできているから、食生活が思考にも生き方にも影響すると思います。


私の場合、

そりゃあ、病もするわ。😂

栄養足りてなくてからだギリギリなのに、若いし生まれてこのかた病気してないし、健康だし、大丈夫大丈夫とたかをくくって使い続けてきたんですね。

栄養は神経など脳の栄養でもあるので、精神にも影響する。

からだが悲鳴をあげて教えてくれたんだと思っています。


そして、目の前のことはすべて必然であり、

自分のためにおきてくれていること。

自分が起こしていることでもあるかもしれない。

どんな状況も感謝して向き合うと、感謝させてもらえることがまた起きる。

感謝の瞬間の積み重ね。

それも身をもって経験しました。


○○させてもらえる喜び。

謙虚であること

私のやりたいことほんとにこの暮らし?と思うようになったのが二年ほど前。

私のやりたいことは?どう生きたいの?


丸一年、治療してきて、ずっと誰かにハグしてほしくて。

それが叶わない。

今、自分で自分をハグしてみた。

一筋の涙がこぼれた。


患者さんは、医療依存になりやすい

経過が長いほどに。

先生にあうのが楽しみになってる人もいる。それが精神的支えだったりもする。独居のかたほど。

入院してると、病人になりやすい。

何もかもしてもらって、優しくしてもらって、

甘えられる環境。

身体的にしんどいと、精神的にもしんどくなって、

そういうとき、一人じゃなくて助けてもらえる環境って、

ありがたい環境ながら、油断するとそのループにはまってしまう。

依存から抜け出せなくなって、いつまでも病気でいたくなる。

=治らない。

この境を保つのが、実は大変だった。

今は甘えさせてもらう状況ではある、がんばらない。

けど、なおろうとする自分がいなければ、治らない。

病は気からと初めから思ってきたので、病気とは思っていなくて、闘ってるつもりもないし、ただ、病の意味を知り、次につながるように、過ごしてきただけ。といったら、先生にあきれられるかもしれないけれど。

でも

病の意味も理由も原因も、わからなくていいのかもしれない。

原因がわかっていてもいなくても。

もう何も考えないことにした。

おこることは仕方ない。

すべて受け入れていく。

わたしにはノマド的な生き方が合ってるのかもしれないな。

自分がどうありたいのか。どう生きたいのか。

ということは、病とつきあううえで、どんな人にも必要なことかもしれない。

私にとっての治療は、それがずっと自分のなかのテーマになっていました。

そうすると、いろいろな気づきが見えてくる。

見えてくると、なにもかもに感謝の気持ちが溢れてくる。

その繰り返しでした。


そして、1クール終えてない時点から、骨髄抑制がガクッときたお陰さまで気づけた私の栄養状態。

たんぱく質不足が明らかとなり、子どもたち含めて食生活を見直すきっかけになりました。

さらに、娘の歯並びを通じて、よく噛むことや口の回りの筋肉を鍛えるあいうべ体操の必要性などを身をもって知ることになる。

今まで、歯並びにはよく噛むことがだいじと聞いては来たからご飯味噌汁野菜中心の食事にしてきたのに、歯並び問題が娘に訪れるとは思っていなかった。

目の前におこることに、はじめは今までの自分の子育て責めそうになったり子どもに申し訳ないと思ったりするけど、今ここで気づかせてもらったし変われるチャンスだと思うと、新しく学ぶことばかりで楽しいな。

本人が、どうしたいかきくと、やる。と、やる気になっているから、一緒に取り組むことができる。

一緒に学ばせてもらえる、ありがたいことです。

何はともあれ

自分にお疲れ様

家族に友達に関わってくれた方々にありがとう


#絨毛癌 #学び#自分を大切に



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