根と貝の物語16

麻「ついたけどどこにいるー?」

じ「駅すぐ出たところにいるよー!パン屋のところ!」

麻「今私もパン屋にいるけどいないよー?」

じ「え、駅出たところだよね?俺パン屋の前にいるよ!」

麻「まじでいないよー!」

俺は電話をかけた。

じ「ついてるはずだけど周りになに見える?俺はタイムズに止めてパン屋の前にいる。」

麻「タイムズあるよー!私もパン屋の前!どゆこと?」

じ「え、こわ、時系列違うのかな?」

麻「君の名は。じゃん」

しばらくしてすれ違っている理由がわかった。
三島駅は駅の中を突っ切る事が出来ない仕組みになっていて、北口南口の外のお店やコインパーキングも立地が似ているのであった。

俺たちはやっと出会うことができた。

じ、麻「久しぶりー!!」

じ「いやーホント出会えないか騙されてると思ったわ!笑」

麻「ほんとねー!どこ行くんだっけ?」

じ「まずは三島スカイウォークに行きます!行ってみたかったんだよね」

麻「やったー!」

つづく

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