豊年亭純皮
俺は麻美さんとの出会いから話し始めた。 そして熱海でデートした事を話した。 じ「それでその日は初詣して寿司食って解散したんだよー」 真「えーその人の写真ないのー?」 じ「あーあるよ」 俺は少し恥ずかしいがツーショットを見せた。 真「おー良い人そう。でここからどうやってホラーになる?笑」 そして俺は俺の生霊が来たと言われたLINEを見せた。 良、真「え、なにこれ?どういうこと?」 じ「結構怖くない?簡潔に話すと会社のセミナーの終盤に講義してくれてる人の声にノイ
カンカラカン 店員「いらっしゃいませ」 良「三人で」 真「どうするー?飲み放あるよー?」 良「おーそうするか」 良「すみません飲み放題にしたくて、あとギョプサルとキムチとせんまいのフェでお願いします。」 良太は何かと略したがる。サムギョプサルをギョプサルという人を初めて聞いた。 三人「かんぱーい」 俺達は映画談義に花を咲かせた。 良「てかずっと思ってたんだけどじゅんやなんか元気なくない?」 さすが昔からの友人だ。 じ「おーすごいね、話聞いてくんない?」
少し時が経って 2020.2.1 この日は友人カップルと三人で韓国映画パラサイトを見る約束をしていた。 名前は良太と真由美だ。 二人とも映画が大好きで俺も映画が大好きでこの年のアカデミー作品賞を取った映画でもあるのでとても楽しみにしていた。 俺だけ仕事でぎりぎりになってしまったため二人が先にチケットをとってくれてあった。 急いでシネギャラリーに向かった。 シネギャラリーは静岡の街中にある小さな映画館で普段はそれほど混み合っていないが静岡市内でパラサイトを上映して
年末の出来事であった。 大きな歯医者で働いてる麻美さんは朝一番年配の歯科衛生士でもあるAさんに挨拶をした。 麻「Aさんおはようございます。」 A「......」 挨拶が返ってこなかったので少し機嫌でも悪いのかなと思ったらしい。 そこでお昼頃同僚のBさんに話しかけた。 麻「Bさん!Aさんなんか機嫌悪いのかな?朝挨拶したら目もあわないし無視されちゃうしで少し心配なんだよね」 B「え、根貝さん聞いてないんですか?!今朝旦那さんから連絡あって交通事故にあって今集中治療室に
静岡学園の優勝で幕を閉じた高校サッカー選手権。静岡はとても盛り上がっていた。 しかしそれとは裏腹に俺の感情はとても怯えていた。 とても怖いことが起きたのである。 これは麻美さんから来たLINEなのであるが話によると仕事のセミナー中に俺の生霊がきて講義中の先生の声が急に俺の声に変わりだしたというものであった。 自分の中でそんな強い思いや嫉妬心束縛心などは存在してるつもりはなかったのでとても動揺してしまった。 そして昔から霊感があったらしい彼女は遊んでいる時にこんな事も
LINE。 麻「何から何までホントにありがとねー!超楽しかったよー!」 じ「こちらこそありがとうねー!気をつけて帰ってね」 麻「また、東京くる時は教えてね」 じ「絶対言うね!美味しいとこ紹介して」 俺は疲れてたからかベッドに入るとすぐに寝てしまった。 次の日無事帰路についた。 2020.1.13 この日は俺の誕生日だった。 麻「じゅんや誕生日おめでとうー!今日って静岡学園の決勝戦だよね?」 じ「ありがとう!そーです!14時からです!応援してください!」
熱海をぶらついてから 俺たちは近くにある有名な来宮神社に向かった。 初詣のためだ。 長蛇の列。 人が多かったためささっと済ませて、熱海駅に戻ってきた。 じ「お腹空いてるー?ちょっとお寿司つまみながらいっぱいやろーよ」 麻「うん、そーしよー!お寿司大好き!」 相変わらず反応が良くて安心する! 仲見世通りをぶらついて良さげなお寿司屋さんに入ることにした。 2時間ほどお寿司を食べながらお酒を飲んで楽しい時間を過ごした。 じ「時間大丈夫ー?そろそろ帰ろっかー」 麻
三島スカイウォークに行ったことなかったため行ってみたかったが俺は極度の高所恐怖症だった。 三島駅から約1時間。俺たちは三島スカイウォークについた。 橋の揺れと高さにとても気持ちわるくなってしまい二度と行かないことを決意した。 麻「楽しかったねー?」 じ「う、うん、一回でいいかもね」 麻「ここからまた戻るんだからしっかりしてよー笑」 恥ずかしい限りだった。 時刻は午後2時。 麻「お腹すいたー」 じ「じゃあ約束のさわやか行きますか」 麻「やったー!食べてみたかった
麻「ついたけどどこにいるー?」 じ「駅すぐ出たところにいるよー!パン屋のところ!」 麻「今私もパン屋にいるけどいないよー?」 じ「え、駅出たところだよね?俺パン屋の前にいるよ!」 麻「まじでいないよー!」 俺は電話をかけた。 じ「ついてるはずだけど周りになに見える?俺はタイムズに止めてパン屋の前にいる。」 麻「タイムズあるよー!私もパン屋の前!どゆこと?」 じ「え、こわ、時系列違うのかな?」 麻「君の名は。じゃん」 しばらくしてすれ違っている理由がわかった
2020年1月4日。 朝8時。 じ「おはよー!今日よろしくねー!」 麻「はーい!時間通りに行けそうだよ」 俺は朝9時半ころ家を出て三島駅まで車で向かった。 久しぶりの再会なので緊張していた。 顔覚えてるかな、、、。 そーいえばradwinpsが好きと言っていたのでおすすめを聞いてApple Musicに保存しておこうと思った。 ちなみに近々美容院に行ってなかったのでセルフでサイドを刈り上げたら失敗した。 取れる曲を全て取り俺は三島駅へと向かった。 約1時間半
2019年10月。 俺達はたまに、LINEをしたり電話をしたりと連絡をとっていたそんなある日。 麻「あ、そいえばさー年始だったら固まった休み取れるんだけど、じゅんや年始どんな感じー?」 じ「元旦は予定入ってて3日だけ少し仕事いかなきゃならないから4日か5日だったら空いてるー!」 麻「あーいいね!私もそこなら調子いいから4日の土曜日行くねー!」 じ「おっけー!あけとくー!プラン考えとくー!また近くなったら詳細決めましょー!」 麻「よろしくー!次の日も何も予定ないから
しばらくして麻美さんのインスタアカウントは消えていた。 あーこれでLINE来なければもう連絡取る手段ないのかー、と考えながら日々過ごしていた。 三日後。 麻「やっほー!遅くなってごめんねー!LINEでもよろしくねー!」 胸が高鳴った。 俺「ホント遅いですよー!こちらこそよろしくねー🐤忙しかったですか?」 麻「ホント離婚て思ったより大変なのよ笑でもスッキリしてるけど笑」 俺「そーなんですねー!僕なんて彼女すらいないので結婚も離婚も縁がない🐤」 麻「あれ彼女いなか
2019年7月。 俺は友人達とバーベキューをしていた。 その友人のうちの一人が栃木から遊びに静岡まで来ていた。 その友人はお酒が飲めないのでバーベキュー中に足りなくなったものの買い出しを頼んだ。 その買い出しに俺も付き合った。 その友人の車内ではオジロザウルスのareaという懐かしい活かしたj HIPHOPが流れていた。 懐かしすぎて俺はその様子をインスタのストーリーに投稿した。 すると、麻美さんからコメントがきた。 麻「懐かしいーねー!私の方がちょっと上だけ
麻「昨日はありがとう!インスタでもよろしくねー!」 じ「こちらこそありがとうございました。また機会があればご一緒願います。」 麻「かたっくるしーなー!笑 今日はみんなで観光?」 じ「そーです!川崎をぶらぶらしております!」 麻「男だけの川崎は絶対すけべな店行ったでしょー笑」 じ「みんなは行ったんですけど、僕は少し苦手で一人でぷらぷらしてました!笑」 なんか自分だけ良い子ちゃんぶってるみたいで嫌だった。事実ではあるが。 麻「絶対嘘だな。ほいではまた絡んでねー!あり
ピピピッピピピッ 誰かの携帯のアラームで起こされた。 時刻は朝八時。 絶望的に口が臭かった。犯人は昨晩のお酒と〆の家系ラーメンだ。 今日はみんなで川崎の街へ繰り出そうと決めていたので。 ガストでモーニングを済ませて俺達は電車に乗って川崎へ。 向かった先は「メガチュッパ」 察しの良い方はなんのお店か検討がつくだろう。 少し潔癖な俺は苦手な場所で入ることをやめたがみんなはとても満足そうだった。 そのかわり一人でラゾーナ川崎でぶらぶらしていた。 その時、携帯が鳴
二次会ももう終わり頃を迎えていた。 俺はいてもたってもいられなくなり聞いてしまった。 俺「今日はもう帰っちゃうんですか?」 麻「今日はもう帰るよーなんで?」 俺「僕今日藤沢にホテルとってあるんですけど時間あれば一杯飲みに行かないかなーと思って」 麻「あーそいうことね。お誘いありがとう。でも帰るよー。って私結婚してるし子持ちだぞw」 俺「やっぱりそうですよね。でも話してて楽しかったしもうちょっと話せないかなって思ったんですよ。また東京行った時ランチしてください。」