根と貝の物語①
はじめに、この物語はフィクションです。
2016.12.17
朝10時。静岡駅
10時半の新幹線で小田原へ向かう。
友達の結婚式が藤沢であるからだ。
寒いな。スーツにマフラーというアンバランスな格好で友達2人を待っていた。
俺の名前はじゅんや。当時26歳。
ポッチャリ体型からか割といじられキャラだ。
友達の名前はたかひろともとあき。
いつも時間にルーズな2人だ。
集合時間の9時50分を過ぎても2人は現れない。
しばらくするともとあきは現れた。
じ「やっと来たかー」
も「おはよーバス混んでた」
じ「おはよ。バス混んでても道混んでないから遅れた理由になんねーよ。」
も「たしかにw」
じ「たーまだだな。」
たーとはたかひろのあだ名である。
も「時間あるしマックでも行く?」
俺たちはたかひろが来るまで朝マックすることに決めた。
じ「たーにマックにいるってLINEしといてー」
10時15分。
たかひろがやっと来た。
た「わりーバス混んでた」
じ「だからバス混んでても道混んでないから遅れた理由になんねーよ!」
た「たしかにw昨日飲み過ぎて寝坊したわ」
じ「知ってる。二日酔いにいいからオレンジジュース買っといたよ」
た「ありがとう!気が効く。てかじゅんやその格好ww PTAのお父さんみたい」
じ「恥ずかしい。やめてw」
俺たちは三人で小田原に向かった。
つづく
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