根と貝の物語24完
俺は麻美さんとの出会いから話し始めた。
そして熱海でデートした事を話した。
じ「それでその日は初詣して寿司食って解散したんだよー」
真「えーその人の写真ないのー?」
じ「あーあるよ」
俺は少し恥ずかしいがツーショットを見せた。
真「おー良い人そう。でここからどうやってホラーになる?笑」
そして俺は俺の生霊が来たと言われたLINEを見せた。
良、真「え、なにこれ?どういうこと?」
じ「結構怖くない?簡潔に話すと会社のセミナーの終盤に講義してくれてる人の声にノイズが入ってそれが俺の声に変わったんだって。」
真「え、こわ」
じ「それで寝てないのに金縛りにあって横の人が何言ってるかわからないんだけどお経みたいにぶつぶつ言い出したんだって。」
良「こわすぎ」
じ「セミナーが終わってやっと金縛りが解けたから横の人見たら横の席は空席で同僚に聞いたら最初からその席空席だったって言われたって。」
じ「それでさーあれって映画の演出じゃないよね?」
良、真「え、どのシーン?やめてよ」
映画の終盤のシーンでノイズが入り役者の声が日本語に変わった事を話した。
良「やめろよ、そんなシーンねーよ」
じ「それで横の人がぶつぶつお経みたいに言い出したから怖すぎて横見れなくてさ。映画の終盤全然集中できなかったんだよね。」
良「何言ってんだよ。じゅんやの横席なんてないよ壁だったじゃん」
じ「え?」
完
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