根と貝の物語③

たくさんのJKとお婆さんの後ろで並んでいると、1人のリーダー的な女の子が

「みんな同じでいいね!店員さんアイコー16で!!」

ここでこの子たちが16人いたということがわかった。アイスコーヒーの事アイコーって神奈川では略すんだと知った。

店員さんが

「お次でお待ちのお客様」

と言った。

するとお婆さんが

「ヨネ、83です。」

と答えた。

店員さんと俺の目が合ったのは言うまでもない。

その後俺も続いて

「じゅんや26です」と言おうとしたがさすがにすべると困るのでやめておいた。

そんなこんなであいつらの連絡を待ちながらバックスで一人でお茶をした。

するとLINEで通知が。

た「じゅんやどこー?すごい混んでたからやめたよ」

じ「それが正解だね。バックスでお茶してるからきてよ。」

た、も「おーいたいた。行くかー」

俺らは式場へと向かった。

受付開始時間ぴったりについた。

こいつらすた丼食ってたらなんだかんだ遅れてたなと思った。

時刻は13時半だった。

つづく

#日常 #小説 #ホラー #note


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