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ドラッカーの新情報革命

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ピーター・ドラッカーの「新情報革命」を研究しています。
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2023年4月の記事一覧

ドラッカーの基礎情報

基礎情報とは何か? 特別なことは教えないが、情報が異常ならば、発見し処置すべき問題の存在を教えるもの。 事業体が富を創造するため必要な4種類の情報のうちのひとつ。 ドラッカー曰く 例 会社の現況についての基礎的な判断材料→キャッシュフロー、資金繰り、在庫数販売台数の比、金利支払いと収益の比、売掛金と売上高の比など。 ドラッカーで自問自答 自問: 情報が異常ならば、発見し処置すべき問題はなんですか? 自答 :(                   )

ドラッカーの「富の創造のための情報」

富の創造のための情報とは何か? 基礎情報、生産性情報、強み情報、資金情報と人材情報という、自社に関する四種類の情報である。 ドラッカーさん曰く 企業が収入を得るのは、コストの管理ではなく、富の創造によってである。 事業体として富を創造するために経営している。 事業をマネジメントするには、富を創造するための情報が不可欠である。 ドラッカーで自問自答 自問:富を創造するための四種類の情報はありますか? 自答: (                )

ドラッカーの価格主導のコスト管理

価格主導のコスト管理とは何か? 価格主導のコスト管理とは、顧客が進んで支払う価格を設定し、商品の設計段階から許容されるコストを明らかにするものです。 ドラッカー曰く 価格主導のコスト管理を行うには、経済連鎖のコスト全体についての情報を手にいれなければならない。 経済連鎖のコスト管理には、情報の共有が不可欠である。 (例) ・ウォールマートをはじめとするスーパーマーケット ・GMのサターン ドラッカーで自問自答 自問:価格主導のコスト管理を行っていますか? 自答:

ドラッカーの経済連鎖全体のコスト管理

「経済連鎖全体のコスト管理」とは何か? 経済活動の連鎖全体のコストを把握し、その連鎖を構成する他の組織との連携のもとにコストを管理し、成果を最大化すること。 ドラッカー曰く これからは、経済連鎖のコストだけでなく、経営戦略などのあらゆる活動において、事業のプロセス全体を組織し、管理することが必要となる。 例 ) ・コカ・コーラ ・トヨタ 下請けや販売店などの系列のコストを把握し、それらを管理している。 ドラッカーで自問自答 自問:事業のプロセス全体を組織し、管

ドラッカーの「サービス業における成果とは何か?」

サービス業における成果とは何か? 顧客へのサービスが、コストと成果の中心になっている。 顧客に提供するサービスの量とその組み合わせが、コストと利益を左右する。 答えは、顧客へのサービスである。 ドラッカーで自問自答 自問:顧客へのサービスとは具体的に何ですか? 自答:(                      )

ドラッカーの「コストの計算から成果の管理へ」

「コストの計算から成果の管理へ」とは何か? ・そもそもそれが必要かどうかを問題にする。 ・必要だとしても、どこで行うべきかを問題にする。 これらによって成果管理へと導く。 ドラッカーさん曰く 企業と情報のコンセプトの再構築は、最古の情報システムたる世界においてもっとも進んでいる。 活動原価計算(ABC原価計算)が多くの企業で採用されている。 ABC原価計算とは? ・プロセス全体のコストを把握し、管理する。 ・何もしないことに伴うコストも計算する。 ・コスト管

ドラッカーの「組織が必要とする情報」

ドラッカーの組織が必要とする情報とは何か?ドラッカーの「明日を支配するもの」、新情報革命の2章「組織が必要とする情報」は10項目あります。 1.コストの計算から成果の管理へ 2.サービス業における成果 3.経済連鎖全体のコスト管理 4.価格主導のコスト管理 5.富の創造のための情報 6.基礎情報 7.生産性情報 8.強み情報 9.資金情報と人材情報 10.成果が生まれるところ 以上10項目の問いに答えていきます。

技術(T)から情報(I)へ

はじめに ピーター・ドラッカーの著書「明日を支配するもの」の新情報革命の中の技術から情報へのところを自分なりにまとめてみます。 「技術Tから情報Iへ」の章は9項目あります 1.コンピューターが一新したもの 2.新情報革命のきっかけ 3.トップが必要とする情報 4.歴史の教訓 5.中世の情報産業 6.印刷革命の影響力 7.情報テクノロジストのための教訓 8.情報革命の本質 9.情報のための市場 1項目ごとに問いと答えの形式でまとめました。 ドラッカーの新情報革命の理解

情報のための市場とは何か?

情報のための市場とは何か?の答え 情報のための市場とは、エレクトロニクスによる流通チャネル。 例) アマゾン・コム 、専門誌のインターネット版 ドラッカー曰く IT主導ではなく、会計士や出版人主導の本当の情報革命がおこる。 ドラッカーさん曰く あらゆるものが、自らの必要とする情報が何であり、いかにしてそれを手に入れるべきかを考えなければならなくなる。 情報を主たる武器として使いこなすことができなければならなくなる。 技術から情報への3つの問い 自らの必要とする

情報革命の本質とは何か?

情報革命の本質とは何か?の答え 情報革命の本質とは、情報提供を目的とし、顧客に外の世界を教える。 ドラッカーさん曰く 我々は1950年以降、本当の情報革命を経験しつつある。 本当の実質的なブームは、あの昔ながらのノーテク、印刷の世界で起こった。 (例) 専門誌、経済誌、解説本、雑誌など

情報テクノロジストのための教訓とは何か?

情報テクノロジストのための教訓とは何か?答え 印刷革命でのiT専門家に相当するのが印刷職人 時代の寵児だった技術を基盤とする印刷人は、立派な職人ではあっても、上流階級の者ではなくなった。 印刷人の地位は、発行人に取って代わられた。 こんかいの情報革命でも同様なことが起こるであろう。

印刷革命の影響力とは何か?

印刷革命の影響力とは何か?の答え コストと時間を大幅に削減しただけでなく、情報の内容を変えた。 印刷革命は、教育制度その他の制度を変えた。 ドラッカーさん曰く (例) 進学専門ではない大学(法律、医学、数学、科学) ルターの印刷された小冊子が宗教革命へ 大航海時代 印刷革命が、宗教、社会、教育、文化に与えた影響は、規模と早さにおいて、情報革命に勝るとも劣らないものだった。

中世の情報産業とは何か?

中世の情報産業とは何か?の答え グーテンベルグが活版印刷を発明した頃、すでにヨーロッパには、かなり大きな情報産業が存在していた。 それは、写経に熟練した大勢の修道士をかかえる数百に及ぶ修道院から成っていた。 ドラッカーさん曰く グーテンベルグの発明の50年後の1500年には、彼らの仕事はなくなっていた。 ヨーロッパ全土で1万人を越えていたものといわれる彼ら修道士にかわって、全部で1000人そこそこの新手の職人が、印刷の仕事をするようになった。 わずか50年前の一

「歴史の教訓」とは何か?

「歴史の教訓」とは何か? 今日の情報革命は、人類史上、4度目のものであり、すでに人類が経験している3度の情報革命のこと。 1.文字の発明 2.書物の発明 3.活版印刷の発明 三度目の情報革命である活版印刷(500年前)の発明とその影響については、豊富な資料を手にしている。