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NEW DAYS ★ プチDAYS★ブルックリン物語

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ブルックリン在住の大江千里が日々の暮らしを綴る6000字前後の読み応えあるエッセイ。「NEW DAYS」も仲間になりました。単行本『ブルックリンでジヤズを耕す 52歳からのひとり…
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2025年1月の記事一覧

大江屋レシピ「衣裳のレシピ」

今週は衣装について。衣裳、衣装、、意匠、、。 11月くらいからぼんやり(日本にこっそり帰国時くらいから)「日本ツアーでこういうのが着たいな」と考えることが多くなる。12月に入ると3本のコンサートのことを考える時間がますます増え、時々マンハッタンやブルックリンのそれ風なスーツショップや衣装貸し出し屋、Thrift Shopなどを転々とまわる。 様々なスーツを見て周り自分の中で今回「カジュアル」というキーワードが明確になる。お好み焼きを焼くように真っ白なネリネリに自分らしい具

¥150

プチDAYS 「せつないけれど終わりがある」

ツアーが終わりに近づいてせつなく胸がキュンとするけど、終わりはあるわけで最後まで上り詰めよう。 芦屋へ発つ前に早朝、歯の治療をしたのがずいぶん前のようだが、あれから芦屋へ行きおでんを食べ寝てリハし本番やりイタリアンで乾杯し翌日、東京へ戻った。 ずっと東京の友人に預かってもらっていた”キョンともも”(前の犬)を受け取りに行って来た。この旅の空き日で2人をパウダーにしてぴと一緒にアメリカへ連れて帰る。やはりももはゴールデンだけあって重い。キョンも結構な重さで翌日のMusica

¥150

プチDAYS 「兵庫県立芸術 KOBELCOSENRI神社」

初日の富山、2日目の兵庫西宮のKOBELCOホールが無事に終了した。正直心からホッとする。走り出せた安堵感ともりあがった喜び、そして何よりも深く通じ合えた熱い実感だ。 もう今満員の新幹線に乗って東京を目指している。 思えば、ブルックリンークイーンズのラガーディア空港ーデトロイトDTW 空港ー羽田空港ー東京のホテルーかがやき新幹線ー富山のHOTELー富山AUBADE HALLー新幹線again to 敦賀ーサンダーバード to KYOTOー新幹線again to SHINK

TOKYO5:58

昨日の夜、ぴから木曜日の更新のことで連絡がある。 旅を続けてやっと最初の地、富山へ着いたところなので、まだ週で言えば月曜日くらいの感覚でいたところ、すでに木曜日が過ぎてしまって金曜日だと言う。そんなはずないだろう。 人間は夢中になっていると時間の感覚を失うことをまざまざと見せられたようで、でもちょっとこれはひどすぎるなと反省する。旅の途中も携帯を縦にしてtik tockを撮影したり、デトロイトでは文章まで書いてアップしたのに。あの後僕は羽田に到着し、荷物を受け取りスムース