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NEW DAYS ★ プチDAYS★ブルックリン物語

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ブルックリン在住の大江千里が日々の暮らしを綴る6000字前後の読み応えあるエッセイ。「NEW DAYS」も仲間になりました。単行本『ブルックリンでジヤズを耕す 52歳からのひとり…
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2024年5月の記事一覧

「続・Senriと良子のおしゃべり泥棒」2

Ryokoさんの携帯のネットが繋がらないのはなぜ。前は空港からバンバンラインメールを頂いてたのに。恐ろしいもので携帯がなければ何も出来ない。文明の力に振舞わされ翻弄される私たち。ううむ。 ネットを検索「海外で日本の携帯が繋がらない」を調べる。️いくつかの可能性が出て来たのでその通り解決法を試してみる。しかし一向に繋がらない。東京へ連絡。するとRyoko さんの海外パッケージ情報が送られてきた。 「海外旅行をした時ネットを使う場合」のアプリが携帯画面にDLされてて、ガイダン

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「続・Senriと良子のおしゃべり泥棒」 3

毎日真っ黒に鉛筆で塗りつぶしたスケジュールを涼しい顔でこなすRyokoさんを"鉄人"だと思う。前回は、レッスンの前後の食事を僕から誘うのは極力避けていたのだが、今回は違う。 「ぴちゃんを亡くした今、Senriさんをそっとしておいてあげた方がいいのかな?」 と思ってくださってる事を痛いほど感じるので、もしもRyokoさんさえ嫌じゃなければせっかくのブルックリン滞在、いっぱいローカルボーイ(おっさんだが、汗)が好きな場所をご紹介したい。 「あらん、森山さんやーん、こんなとこ

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「続・Senriと良子のおしゃべり泥棒」1

良子さんがやってくる。 ジャズのアルバム制作、そしてそのリリースに向けて準備を淡々とするRyoko Moriyamaが3回目のNYCへジャズ留学にいらっしゃる。 RyokoもSenriもネズミ年。どっちが上かしたかなんて関係なく、二人の共通点はちょこちょこ歩き回るとこだ。 二人は30年ほど前からの付き合いで、最初の出会いはSenriが代々木上原のスタジオでリハーサルをしていた時に遡る。85年? ある日スタッフから、 「あの森山良子さんがリハstudioに『Say Hi

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ボストンおひとり様食べ歩き!🔸前編🔸

朝11時にホステルにチェックイン、ボストン1日目の最初のランチは和食にしました。ドキ胸❤️ テクテク歩いてバックベイのこの店、和食の「⭕️⭕️⭕️⭕️⭕️⭕️2」に決定!(宇宙戦艦で有名な名前。ローマ字綴り。)あまりの腹ペコもありチャチャッと済ませたい気持ちで選んだのが運の尽き!😱😱 開店時間15分前に行った僕はこの大箱レストラン(200人は入る)のイチバンノリの客でしたが、無愛想なメートルディーは「あっちで待っとれ!」と僕を顎で指図しノロノロ床拭いたり空気清浄機洗ったり