大江千里DAYS"10月は黄昏の国”
振り子のように揺り戻しがある。現実の忙しさに追われていると気がつくとズッポリ空想に耽ったりする。僕の10月のDAYSは黄昏の国。
数日前、N Yは暖房(セントラルヒーティング)が入ったのだが、また 振り出しに戻ったかのように暖かくなって、今日は冷房をかけている。2日目前ダウンジャケットを着ていたのが嘘のように、今日昼間は短パンにTシャツだ。10月というのは、こうして束の間の明るさが闇の深さをきわだたせる月だ。
怪異と幻想と夢魔の世界がなまなましく息づく10月。フランクロイ