ブルックリン物語 #85 「Come Rain or Come Shine ~降っても晴れても」
救急車のサイレンが響き渡る。
その音は、コロナのあの大変だった時期に頻繁に走っていた救急車よりも、大きく切り裂くような悲鳴のように聞こえるのは、
僕だけだろうか。
NYはコロナと共に生きる、戦争のある現実とともに,
生きざるを得ない。
窓を開けて風の道を作り、朝コーヒーを淹れる。
自分の朝ごはんが終わってからも、ずっとおやつをおねだりして動き回っていたぴが、お気に入りのクッションの上でスヤスヤ丸くなる。
パパは6月末で終わる最後の日経のコラムを1本書いて編集の方へ送