ブルックリン物語 #77_A 「顎を上げて拍手に向かって進む(前半)」
2017年、最初に中西部をツアーした時に巡り合った方が、ちょうど中西部全域に仕事に行くところだった。 ここぞとばかりアピールをしたい僕は彼の前で「君が代」を弾いた。それも自分流のどこかモーダルなジャズコードでリハモニゼーションしたものを。これが縁になったのか、彼は中西部を回る時に僕のことを気にかけて音楽をやれそうな場所をリサーチしてくれた。一方でマネージャーのKayはミルウォーキーを訪れる機会が多く、サマーフェスタに出会った。シカゴへライブで訪れる度に「いつかあのフェスに出れ