【Steam】狂った女の子といちゃいちゃしたり逃げ回ったり ホラーアドベンチャー『MiSide:ミサイド』感想
タイトル MiSide : ミサイド
リンク MiSide : ミサイド
価格 1700円
プレイ時間 5時間
今回遊んだゲームは「MiSide : ミサイド」
結構話題作なので、公開1か月半だけど乗り遅れた感も否めない。
1人称のホラーアドベンチャーです。
あらすじ
主人公はゲームをプレイ中にキャラクター”ミタ”によってゲーム内に引きづりこまれてしまう。
最初は仲良く遊んでいた二人だがとある出来事からミタと世界の様子がおかしくなり…?
ちょっとメタいという情報は聞いていたのでDDLCみたいなのを予想していましたがだいぶ違いましたね。
メタフィクションというよりは、ホラーを軸に色々なジャンルを混ぜ込んだゲームというか。
あっち行ったりこっち行ったりするゲームです。
思ってたのと違う!序盤~中盤パート
序盤はとりあえずミタがかわいいかったです。
いちゃいちゃしつつ、軽く不穏さを混ぜてくる良い感じの導入。
あんまり3Dのゲームやらないから、振り返って目の前にミタの顔があると、うぉっ!ってなる。
これがガチ恋距離ってやつですか?
しかしそこからオマージュホラーみたいな展開になっていきます。
P.T.、SCP: Containment Breach、Papers, Please。
Portalだったか、Superliminalだったかで見たことあるようなマップもあったね。
ここが一番思ってたのと違うな…、と思ったタイミング。
だってヤンデレホラー的なのを期待してたのにこんな化け物に追いかけられても、深くもないオマージュ次々出されてもそんなに面白くないし…。
元々ホラーが苦手なのもある。
というわけで中盤は「このゲーム何がしたいんだろう…?」と思ったわけです。
こういうのが欲しかったんだよ!な中盤~終盤パート
眠いミタから流れ変わったのを感じました。
落ち着いてそれぞれのミタと向き合えるようになってミサイドらしさが出てくる。
狂ったミタというある種明確な敵の登場頻度が増えることでゲームの方向性もハッキリしてくる。
まず2次元のミタがとても偉い。
2次元と3次元を活かした演出は私が事前イメージで求めていたものだったのでこういうのが欲しかったんだよ!ってなりました。
色々な立ち絵やスチルも挟まって盛り上がるポイントですよね。
ミラ編も結構ゆっくり時間取ってくれて、”ミタ”という存在への理解が深まって良かったです。
真っ当にいちゃいちゃできる時間っていうのが良いよね。
シンプルにミラが一番好きかもしれん。
それ以外のミタは交流を深める時間がなかったからしょうがないね。
狙ってるんでしょうけど仲良くなった後でミラがやられちゃうんだからやってられないね。
後は流れで最後まで。
こいつと戦うのかと思ったけど一発殴られただけだった。
なぜ?
結局狂ったミタの手のひらの上だったということで。
全員やられちゃったよ…。
気持ちいい終わり方ではないけど、ヤンデレホラーってそんなものかもしれん。
終わりに
色々と言いましたがトータルでいえば面白かったです。
3Dホラーも3Dのギャルゲー?もあんまりやらないので色々新鮮な体験ができた。
一応もう一個のエンディングも回収しました。平和~。
ピースフルモードが追加されるとのことでそれ待ちかな。
…ミラと仲良くしたいんだけど、全員分ないかなぁ。
ボリュームが短いから手軽に遊べるけど、値段に対して短い気もする。
まだ遊んでいない人はセール待ちでもいいかもね。
それでは!