社交ダンスの何がいい?やってみてわかったメリット・デメリット
あなたは社交ダンスに対してどのような印象をもっているでしょうか?
きらびやか?
お金持ちの趣味?
自分の人生には関係ない?
こういった印象を持っている人が多いのではないでしょうか?
かつての僕も同じような印象を抱いていました。
そこで、まだ社交ダンスに触れたことがない人に向けた、
社交ダンスをやるメリット・デメリットを解説していきます。
この記事を読むことで、あなたが漠然と思い描いていた社交ダンスの世界がわかるかもしれません。
メリット
1. 姿勢が良くなる
大学で社交ダンスを始めるまで、僕は自他ともに認めるほどの猫背でした。
ダンスを始めてから1年ぐらい経った頃でしょうか。
周りからの反応が変わってきました。
「後ろから見た姿勢がすごくきれい」
「背が伸びたような感じがする」
など、数え切れないぐらい褒められてきました。
特に喜んでくれたのが僕の祖母で、その変わりっぷりには大層驚いていました。
2. 運動不足が解消される
高校時代は出不精で、家でゲームをするかアニメを見るか漫画を読むぐらいのことしかしていなかったため、卒業時に身長170cmに対し、体重は75kgとまあまあ肥満でした。
ところが、ダンスを始めて1年が経過した頃には、体重は65kgほどまで落ちていました。
この変化を見るまで自覚していなかったのですが、見た目以上に相当な運動量があることに気付かされました。
また、僕以外にもダイエット効果を感じている人は多いようで、特に今まで運動していなかった人は大きい効果を感じているようです。
3. 認知機能の維持・向上
ダンスといえば、リズムに合わせてステップを踏んだりするのが特徴です。
2025年の日本では、認知症の高齢者が約700万人前後に上ると推計されています。
そんな中、認知機能の改善に注目されているのがダンスなどの音楽活動です。
期待されている活動としては以下のようなものが挙げられます。
楽器の演奏や歌を歌う(複数人で行うのが望ましい)
ダンスなどの音楽に合わせて身体を動かす活動
これらの注意点としては、ただ音楽を聴くだけでは効果がないということ。
受動的に楽しむのではなく、能動的に楽しめる活動であるということが重要です。
4. 社交性爆上がり
高校生時代、人との関わりを必要最低限までカットしていた僕は、大学入学時に立派なコミュ障になっていました。
そんな僕が、大学を卒業する頃にはまともに話すことができるようになっていました。
しかも、10代~80代までと、幅広い年齢層とコミュニケーションが図れるようになっていました。
これは、社交ダンスを楽しんでいる年齢層が幅広いことが理由として挙げられると思います。
部活として取り組んだことで、縦社会のこともしっかりと叩き込まれ、なおかつ学生だとあまり係ることのないような高齢者層ともコミュニケーションを取る機会に恵まれました。
ダンスパーティーなどでは自ら声をかけて踊りに誘ったりするため、自然と行動力も身についてきます。
相手の方と一緒に行うスポーツでもあるので、相手が嫌がることはしないようにしようという意識も働きます。
社交性を改善したいと考えている方にはピッタリであると思います。
デメリット
正直なところ、あまりデメリットはないかなあと感じているので、強いて挙げた内容になります。
1. お金はかかる
お金はかかります。
ただし、意外とコスパが悪いとは感じていません。
というのも、お金がかかるのはプロの先生の個人レッスンを受けたり、ホテルパーティーに参加した時など。
ダンスホールへの入場料は、だいたい1000円前後であることが多いため、1000円で半日楽しめるのならコスパは良い方ではないでしょうか。
普段踊るだけなら高い衣装などを着る必要はなく、ユニクロで済ませている方も多いです。
本体とソフトを買い切ってしまえば一生遊べるゲームなどと比べるとコスパは悪いですが、半日1000円程度で運動不足解消などで健康状態が改善されるならコスパ最強とも言えるのではないでしょうか。
2. パートナーとの関係維持が難しい
人間関係に積極的になれるのが社交ダンスの特徴でもありますが、特定のダンスパートナーをつくると、その関係維持は大変です。
特定のパートナーをつくるということは、基本的にはその人と一緒に練習をするということになります。
つまり、その方と予定を合わせるように努めなければなりません。
また、当然ですが、コミュニケーションも必須です。
自分勝手に振る舞うことは許されませんので、良好な関係を築けるよう、お互いに歩み寄っていく必要があります。
それでもだめなときもあるので、お別れした場合、新しいパートナーを探すのには骨が折れます。
ダンス・性格ともに相性の良い人を探すのが大変というのはデメリットかもしれません。
3. 相手がいないと楽しめない
社交ダンスは、基本的には男女二人で踊るスポーツです。
(最近は同性で踊るケースも増えてきました。)
実は男女比はものすごく偏っていて、女性がとても多いです。
地域などにもよりますが、やはり男性がいなくてなかなか楽しめないという話を聞きます。
一人で練習することもできますが、やはり社交ダンスの醍醐味は男女二人で踊ること。
男女の割合の偏りは今後のダンス業界の課題と言えるでしょう。
まとめ
いかがだったでしょうか。
社交ダンスの世界を知らない方にとっては初めて聞くような内容も多かったかと思います。
社交ダンスには、運動不足解消やコミュニケーション力改善など、僕自身が経験してきたメリットがたくさんあります。
このような悩みを持つ方の選択肢の一つとして、社交ダンスの魅力を発信していきたいと思いますので、この記事が良かったという方はフォローとスキをお願いします!