マガジンのカバー画像

風を詠むように生きていたい

31
投稿した詩のまとめ。 どこからともなく吹いてくる風たちに、それぞれ名前を付けてあげることができたらなんて素敵な日常だろうかと思う。
運営しているクリエイター

2020年11月の記事一覧

(詩)曇天

どれほどの時がたっただろう 頭の中では 現実との乖離を顧みずに 水を含んだ野鼠色に 取り憑…

(詩)コトノハ

寒くなってきましたねえと こたつの中で誰かが言う 冬を抱える 温い言葉が 身体の芯に染み込…