SENNOKIの商品コンセプトとは?
SENNOKI店長、岡本です。
タイトルにコンセプトなんて付けましたが、私たちの(千代木工の)SENNOKIに対する思いです。
1、私たちの生活にミラー商品は必要か?
毎年2月から3月にかけて、ネット通販では「新生活応援キャンペーン」が花盛りになります。
進級・就職・転勤などで新しい生活をはじめる人が増えるので、そのための商材が数多く売れる時期です。
SENNOKIが忙しいのは、実は3月末から4月末。
他の新生活商材からずれてます。
皆さん、新生活を始めてみて「鏡が無いと不便」と思われるようです。
真っ先に買う必需品ではないけど、無ければ不便なモノ。
それが鏡、ミラー商品と言えるのではないでしょうか。
2、家具・インテリアにおけるミラー商品の位置づけ
例えば、新しい家やマンションに引っ越して、まず初めに、リビングに大きなミラー買う人はいません。
まずはソファーとかベッドとかダイニングテーブルとかの置き家具。
それに合わせてミラーです。
SENNOKIを立ち上げるまでは100%がOEM商品の製造でしたので、ユーザーの声が私たちに届くことはありませんでした。
オンラインショップで直接販売することによって、使っていただく皆さんの声が届くようになりました。
「引っ越して1年以上気に入ったミラーを探してましたが、やっと見つかりました。」
「探して探して、我が家にぴったりのミラーがやっと見つかりました。」
気に入った家具を揃え、無いと不便なミラーをいざ買おうと思うと、
「あれ?意外に種類がないし、色も選べない。なんか、妥協したくない。」
3、従来のミラー商品のコンセプト
前述のように、私たちは25年以上前からOEMでミラー商品を製造していましたが、その時からのコンセプトってこんな感じです。
■老若男女、誰にでも好まれるデザイン。
■コストを下げるために、木取りの良いサイズ。
■コストを下げるために安価な材料。
■ユーザーが欲しいものではなく、卸業者優先の商品開発。
そして、うちのような製造会社に上がってくるデザインは、だいたいがどこかの商品をコピーしたもの。卸業者は在庫をしたくないので品数も少なく、もちろん色は無難な基本色。
提供する側もユーザー側も、
「ミラー商品ってそうゆうもんやろ?」
そんな時代が長く続きました。
実はこの状況は現在もあまり変わっていません。
だから、引っ越して1年以上もミラーを探して迷子になられる方が、少なからずいらっしゃるわけです。
4、SENNOKIのコンセプト
SENNOKIは木枠ミラー専門店なので、家具店やインテリショップよりも種類があるのは当然です。
リブラという商品ではサイズで11アイテム、木枠の色で12アイテムあります。
そんなに在庫して大丈夫?
実はSENNOKIでは、商品の在庫はしていません。
注文が入ってから、サイズに合わせて木枠の切断からスタート。
枠を組んで、表面を仕上げて、組み立てて、梱包して出荷します。だから多品種の商品が用意できるわけです。
その上、この場所にぴったりサイズの商品が欲しいという方のために、サイズオーダーなどというサービスもやっています。
そして、そして、木枠ミラーのくせに!
置き家具さまにも引けを取らない、デザイン性の高い商品も作りました。
ウォールナット・ホワイトオーク・アメリカンチェリーなどの高級材を使用。その表面を自然塗料でしっとり仕上げています。
そして、180度どこから見ても美しいデザイン。
ファクトリーブランドだからできる、値頃感のある価格。
従来のミラー商品コンセプトとは真逆のコンセプトで、使う方のためにひとつひとつお作りします。
5、まとめ
私たちが作る木枠のミラーは、家や建物中ではひとつの小さな備品にすぎません。
最後のピースがぴったりとはまるように、周りと調和しそれでいて納得できる商品をお探しのお客さまが、SENNOKIにたどり着かれています。