そんなの死神が舞い降りたんだとしか思えないよ
昨夜、今まで避けていた現実が僕を苦しめた
「痴漢に間違われた時点で
逃げられる気がしないし人生終わる気しかしない」
一応シナリオは頭にある。
冤罪かけられた瞬間に周りの目撃者を募って、
駅員室には行かず留まり、
弁護士と親に電話する。
でもテンパった自分がそんなの実行できる気がしないし、
ネットにかかれていることはいつも嘘だ
机上の空論を証明するときにはもう人生終わってる
しかもそれが計画的犯行の可能性もあるわけで、自分にはその日が来ないことを願って現実から目を背けていることしかできない
本当にただの運なんだ
きっとその日が来てもついに死神が舞い降りたのかとしか思えないんだろう
つり革に捕まっちゃいけない今の御時世、男性専用車なんてものがほしいけど、
コロナやら、無差別殺人やら、
きっとそれだけを直せばいいって問題じゃない
「もう誰も傷つけたくないんだから、邪魔しないでよ」
って言葉じゃどうしようもないほど世界は荒んでいる
どんなに叫ぼうと周りは変えられないから
この世界で生きていくしかないんでしょ
今日も人生が続いている、それはただの運でしかなくて
今日という一日がまた始まることを喜んでいればいいんでしょうか
いつか終わる人生を嘆いていてもいいんでしょうか
降りかかる無数の現実から目を背けたくなるのは未熟ですか
一つ一つ対策してから言わなきゃいけないんですか
備えていれば憂いはないんですか