頑張れない全ての人へ
「頑張らない、絶対に。」
今の自分の目標だ。
今まで無理しすぎた。
別に何か意味のあることを残せたこともないし、なんなら何か努力を続けられた経験すらない。そう、努力なんて一度たりともしたことがないのだ。ゴルフだってそうだ。「ゴルフ部なんだし、経験者なんだし、大会の枠を頂いたんだし、練習しなきゃ。」何度思ったことか。でもできなかった。成績を残せなかったことをどんなに申し訳なく思っても努力は続かなかった。情けなかった。この悔しいと思う気持ち、この申し訳ないと思う気持ちが足りないんじゃないかとさえ思うことがあった。いや、今でもそう思っている。だからできないのか、と。
だからもう頑張ることを諦めた。無理だった。自分には努力できる才能がなかった。ほぼほぼ逃げだろう。悪い癖だ。
ただ、頑張らないと決めた自分にはもう一つ目標がある。
「何かを続けたい。」
馬鹿だと思うだろうか。そう、馬鹿なのだ。「何かを続けるには頑張る必要がある」。そう思っていた私は馬鹿なのだ。そんなことはないのだと、最近になってようやく気づいた。
もちろん将来的には自分のやりたくないことも我慢してやっていく必要はあるのだろう。ただ、今は「自分のやりたいことくらいは頑張らずとも続けられる」ようになりたい。
好きなことすらまともに続けられたことのない小さな人間の大きな目標だ。