【AP】応用情報技術者試験の午後問題を選ぶ3つの視点
午後問題で最も避けるべきは「問題の選び直し」。
選び直さないぐらいの見通しを、なるべく少ない時間で立てたいです。
このNoteでは、以下3つも視点での選び方を提案します。
少しでも興味が出たらぜひ読んでくださいね。
設問の解答形式
得点できるかは、以下3つの解答形式の比率が効いてきます。
選択肢:「全て」に注意
計算:芋づる失点に注意
作文:文字数に注目
問われている内容まで見なくて大丈夫。時間がかかりますし、結局は問題文を読んで腰を据えて解かないと分かりませんから。
問われている「形式」だけ、チェック。
選択肢が多めだと良い
穴埋めや選択肢が多いと、解き易そうですよね。
回答形式で、選択肢が多いとありがたいです。
特に穴埋め問題だと「読めば解けそう」なので助かります。
一方「全てを選べ」は失点の可能性が高まるので少し警戒。
更に上位資格になると「選択肢を多くするのは筆記にすると得点できないぐらい難しいテーマなのでは」と裏読みもしますが、応用情報技術者試験では大丈夫でしょう。
計算問題は確実に取りたい
選択肢は、正解が分からなくても、消去法で絞込ができます。
しかし計算問題は「計算できないと確実に失点」します。
注意したいのは「芋づる失点」。
設問(1)で計算させた値を使って、設問(2)を計算させる問題。もし設問(1)の計算を間違うと、設問(2)も「自動的に失点」してしまいます。
計算ができそうか確認をしましょう。
作文の文字数が少なければ良い
つまり「ゼロから作文」をしなくて済みます。
しかし30文字を超えてくると要注意。深い理解や高度な作文が必要になる可能性が高くなります。
余裕があれば、どんな内容について問われているのか、下線部分だけでもチラ見しても良いですね。
解き始めるまでに読む文量
午後問題は、基本情報技術者科目Bとは比べ物にならない長文問題。
長い文章を頑張って読んだのに「選び直し」「読み直し」が生じると、大きな時間ロスになります。
以下2点を解説しますね。
結局解けなくて、別の問題を「選び直し」
解けると気づかず、問題文を「読み直し」
「選び直し」を防ぐ | 解き始めが速いかチェック
読む文量が0.5頁だとすごく楽ですね。図も多いと助かります。
1点目。
午後問題では、得点できそうか分かるまで、長い文章を読んで解く必要があります。早く問題を解いて「弾み」を付けたいところですね。
「解き」に入れるまでに、読む量が少なければ助かります。
下線①や穴埋めaの位置を確認して、読む分量を概算します。
なお、図と表を除いて、純粋の文章の量だけで見積もってください。
「読み直し」を防ぐ | 伏兵がないかチェック
下線①や穴埋めaまで遠い時、実は読まなくても解ける「伏兵設問」があるかも。
避けるべきか受けるべきかは「1番目の設問」を読むまで確定しません。
2点目。
下線①や穴埋めaまでの文量が、2頁ぐらいのときは「下線や穴埋めではない問われ方」をしているかも。1番目の設問を見て確認します。
「下線①まで読めば1問目を解くのかと思っていたら、下線①に到達する前に解ける設問があった」と伏兵がいたら、問題文の読み直しが発生してしまいます。
大きな時間ロスになるので、注意してくださいね。
図表をパッと理解できそうか
図表を見ると、テーマが分かります。
例えば、ネットワーク図を見れば「IPsecルータがあるから暗号通信か」「クラウドサービスの問題か」「メールマガジンの問題か」などテーマが分かります。
表が多ければ、複数の表から情報を集めたり、関連付ける複雑めな問題なのか。穴埋めなら良いけど、下線があったら理由を問われそうで難しそうだな、など。
もう見るからに「難しい」「解きたくない」なら、ひとまず候補から外すと良いですね。「きっと読んだら分かりそう」な問題を見つけたいです。
まとめ
午後問題で最も避けるべきは「問題の選び直し」。
選び直さないぐらいの見通しを、なるべく少ない時間で立てたいです。
選ぶ候補を削っておけば、見る時間が節約できます。
解く問題を固定するのはリスクですが、全10問を眺める必要もありません。
逆に、5~6問の得意分野があると良いですね。
私はネットワーク, データベース, 組み込みシステムが得意。なるべく3問、削ってもデータベースかネットワークから必ず1問は選びます。
さらに実感の湧きやすい、プロジェクトマネジメント, サービスマネジメントを加えます。これで5問。あと1問あれば充分です。
得意分野を作るには過去問演習しかありません。
興味とモチベあるジャンルがお薦め
ネットワークが学習コスパが良い
難易度のバラツキが分かる
興味とモチベが持てるジャンルを選ぶと良いです。
シナジーのあるネットワークもお薦め。ネットワークが得意になれば、セキュリティにも組み込みシステムにも生かせますから、学習コスパが高いです。
過去問演習をしていると難易度のバラツキも分かります。私はデータベースを解きたいですが、ベラボーに難しい回もありました。
勇気をもって「切る」ためにも、候補を5~6問、余裕を持って準備しておきたいですね。
p.s. 普段は >> 専門学校とIT就職のブログ << をやってます。
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