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【DJ必見】JASRAC申請関係について、超わかりやすく超簡単に解説します!

皆さんこんにちは!DJ SENNAです
最近は育児ばかりで現場にもでることがめっきりなくなったのですが…(ぜひオファーください!)(宣伝w)

この度、某商業施設(まだ非公開)にてイベントを開催させていただく運びとなりまして。改めて『野外イベントの際の曲の権利関係ってどう扱うんだろう?』と思ったのです。DJ歴は長いのに、お恥ずかしながら全然知らず。。

ということでいい機会かと思い、JASRACの担当者にも実際電話で確認をとり、
・どのように申請して
・いくらくらい支払うの?
みたいな、シンプルな疑問にもお答えしたいと思います。

□参考URL JASRAC公式サイト

1、そもそもJASRACってどういう団体なの?

JASRACとは特にDJしているとよく聞くかと思います。なんだか申請が難しそう、とかそういうイメージも多いのでないでしょうか。
JASRACとは、『一般社団法人日本著作権協会』。例えば買い物に出かけたらイオンの中で音楽が流れてたり、結婚式でオープニングに木村カエラの「バタフライ」が流れてたり…(ジェネレーションギャップ失礼。)日常生活でありとあらゆる場所で音楽が流れていますね。もちろんクラブもそうです。
でも、一曲一曲を見ていくと、それぞれ作曲した、権利を握っているアーティストがいます。ようは、JASRACの存在意義というのはその権利を持つアーティストにお金を支払う仕組みとなっているのです。

2、申請方法を簡単に!(DJイベントでイベントと想定します)

こちらですが実際にJASRAC担当の方に聞いたので簡単に共有します。(申請の際は、こちらの情報を鵜呑みにせず、しっかり大元に確認してくださいね!)

まず、DJイベントは『コンサート、各種楽器発表会、マーチングバンドなど』という項目に分類されるようです。詳しくはJASRACのHPに掲載されています。
そして申請に関しては、事前にトラックリストを制作しておくと良いです。なぜかというと、
1)何曲使用したかで金額が変わるので
2)最終的にどの曲を使ったかを報告するため
上記が主な理由となります。こちら深掘りします、

1)何曲使用したかで金額が変わる
→厳密には、
(1)公演一回ごとの使用料
(2)1曲1回5分までの使用料
どちらに該当するかで金額が変わります。
例えば本当に数曲しか使わないのあれば基本的に(2)の方が得になるのですが、DJイベントとなると、ミックスしていくのにいっぱい曲使用しますよね。なので(1)が得になるかともいます。

気になる方は、概算ツールがHPにもありますしJASRACの方も丁寧に教えてくれますよ!

2)最終的にどの曲を使ったかを報告するため

DJたるもの、「トラックリストだけじゃなくて当日の雰囲気で選曲したいやん」そう思いますよね。うん。
ということもあり、JASRAC申請の際、事後報告でOKです!
※注意※
なんの曲使ったか忘れたわ!はNG!!しっかり記録しておきましょう。

なのでまとめますと、
・まずどんなイベントで、何曲ぐらい使うの?を把握(ざっとでOK)
・申請する際はJASRAC加盟曲のみ(当たり前ですが…)
・申請は団体名(法人)や、個人名が必要
・申請良類は一度目を通しておこう!
・プログラムやチラシもあれば一緒に送る
・当日の来場人数の予想、入場料がある無しも必須!

では、例えばの話で下記に概算をします。
(例)入場無料、30曲使用、1時間開催、30人の来場
→推定で2000円(プラス税)

3、まとめ

いかがでしたか?
思ったよりも野外DJイベントのハードルが高くないことに驚いた方もいらっしゃるかと思います。
ちなみになぜクラブなどで普通に音楽を申請せず流せてるかというと、クラブ側がJASRACに対して包括契約を結んでいるからです。
例えば商業施設にしても同じ様に契約しているパターンもあります。ですが一概には言えないので、もし商業施設などで音楽イベントを開催することになったらまず大元にJASRACの申請関係について包括契約をしているか、ない場合の申請料金の負担先はどこになるかなどしっかり把握しておきましょう!

これでも不安な方は、ぜひイベントの前にJASRACに相談されるのも良いかと思います!

以上、JASRACの申請について簡単にまとめでした★
そして宣伝、2023年7月30日に某商業施設でDJイベントをします!お昼間から遊べますので、気になる方はぜひ今から予定あけておいてくださいね〜♪

DJ SENNA

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