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どんな人でも「できない→できるようになる」を実現する4つのステップ(経験談)

皆さん、こんにちは。
久しぶりにnoteを更新したいと思います。

今回の記事は、
・何か始めたいけどやる気が出ない
・やるべきことがわかっているけど、モチベーションが上がらない
・もっと自分の時間を大切にしたい

↑上記に当てはまる方にぜひ読んでいただきたい内容です。

というのは、私は現在DJを7年ほど続けていますがこれははじめからやろうと思って始めたわけではありませんでした。

「始めたいけど、自分とはキャラが合わなさそうだ(DJやクラブなどの業界が怖いという偏見)」
「始めるにしてもスクールに通う、、、?お金かかりそう」
「そもそもDJになったところでその先のビジョンもないかな」

全てに、「やらない」という言い訳、選択肢を自分自身に与えてました。その結果、自分の気持ちの根底には「DJをやってみたい」という気持ちがあったはずなのに、3年ほどモヤモヤして「やっぱりやめておこう」という思考になったんですよね。

それがなぜ今現在もクラブDJとして活動を続けてられているのか。

自分自身に間違いなく言えることは、「動機」「手段」「タイミング」「縁」これらが全て合致したからまず「始めてみる」というスタートラインに立ったのかなと感じています。

では、この4つのポイントを1つずつ解説していきたいと思います。
皆さんもぜひ、何か1つでもやってみたいことが心の片隅にあるとすれば参考にしていただけますと幸いです。

1、動機

DJを始めたいと思った動機。これは、自分の潜在的な意識の中にあったことのように感じており、「これだ!」というものがなく(よくいろんな方にDJをはじめたきっかけは?なんて聞かれるのですが...)ここで説明できるような内容ではないのですが、敢えてお話できるとすれば、14歳頃(中学生)でどハマりした「ポップンミュージック」という音感ゲームがきっかけです。元々音楽には興味がほとんどなく、モーニング娘。世代なのですが周りがめちゃくちゃCDとかMDとかウォークマン(懐かしい涙)を使って聴いてたときも、全然聴いてなかったですね。それがある日、UFOキャッチャーが好きでゲームセンターに通ってた時に、やばいポップンミュージックのプレイヤーに出会ったんですよね。ある意味パフォーマーです。みた瞬間、「わたしもこうなりたい」なんて思いました。それから、全く音楽センスがない自分でもポップンミュージックを毎日練習し、自宅で機械も購入して練習し、店内予選の大会まで出場しました。それからというもの、YOUTUBEでポップンミュージックのうまいプレイヤーの動画を漁っていると、Shawm Wasabiさんというすごいアーティスト(DJパフォーマンスもしている)に出会ったんですよね。

初めてみた、この方の動画です。
この人みたいに、誰かを感動させられるようなパフォーマーになりたい!!と思ったんですよね。不思議とすこしポップンミュージックと似ている部分もあったので、MIDIコンもかなり調べました。そしてこの動画をみた翌日、使い方もわからないのにMIDI FIGHTERを購入したのもいい思い出です。

集約しますと、自分がDJをする起因になった要素として大きかったのは、
「人を感動させたい!!!」
この気持ちをDJを通して表現できるのではないかと思ったのです。

2、手段

動機までは、普段生きていると色々なことで考えると思います。例えばですが、ドローンをみて「なんかドローン操縦していろんなとこ撮影したいな」とか。頭で考えることはあっても実際に行動しないことが自分の場合はほとんどです。この「動機」の部分がまとまり、「手段」の段階になるとき、例えばわたしの場合であればDJをするには何から始めたらいいか、なんて調べれば出てくるかと思うのですが、当時の私は調べることもせず、3年間ほど悶々としていました(笑)これが冒頭でお話しした、「できない理由を探している」という部分に該当しているのかと思います。

では、なぜこの動機の部分から脱出できたか。

大学2回生の頃、当時お付き合いしていた彼とも別れて自暴自棄になっていた時があったのですが、その時に友人に誘われたのがナイトクラブでした。
お恥ずかしい話、大学1回生の頃なんかは、クラブに対してどうしてもいい印象を持てなかったこともあり、クラブに行って遊んでいる人たちを軽蔑してしまってたりしていました。
それなのに、DJやってみたいな、なんていう自分の気持ちはなんだか矛盾している気もして・・・というのもあり、DJをしたいという気持ちを封印してしまっていた自分というのもありました。

そんな時、自暴自棄になって、友達からクラブに誘われて、自分のもっていた殻を一枚破ってみたくなって、行こう!という気持ちになりました。

初めて行ったクラブは、オープンから行ったのでほとんど人はいませんでしたが、大音量で音楽が聴けて、フルーツやケーキ、ご飯も食べ放題、飲み放題。神がかってますよね。しかも完全無料!もうクラブだけで生活できると思いました。そこから週3日ぐらいはクラブに行くようになります。

ある日、いつものようにクラブへ行くと、とあるDJさんが声をかけてきました。
「クラブ入る時自分の名前をエントランスで言ってくれたら安なるっすよ」

このDJさんとの出会いで後の自分の人生が大きく変わりました。

わたしはその時初めて生のDJさんと話しました。その方は、後に自分も通ったDJスクールの卒業生の方で、スクールに行けば誰でもDJになれると教えてくれました。その時、何かの縁というかタイミングなのかと感じたこともあり、DJスクールの無料体験にすぐ申し込みました。

これが、「手段」を見つけた瞬間でした。手段ぐらいは自分で調べればなんとでも調べられるのですが。自分の場合はかなり1の段階から2の段階になるまでが3年程かかり、長かったと思います。

3、タイミング

無料体験には行ったのですが、予想以上に料金がかかることを知りました。40分で6000円で、とてもじゃないですが学生で払っていくのはちょっときついかも、と感じていました。そもそもそんなにお金がかかるなら、独学でと考える方もいるかと思いますがわたしの場合は、DJをやることの意味すら見出せなくなってしまっていました。

無料体験後は、しばらくどうしようかと、また悶々と考えながら暮らしていました。40分6000円・・・通えないこともない。最短で3万円(5回通っただけ)の卒業生もいるらしい、でもそんなことってある?なんて素人ながらに感じていたのも事実です。なので、社会人になって、それでもDJがやりたいという気持ちが残っていたら始めよう!と決めました。

そして、社会人になりしばらくクラブに通っていた時のこと。
DJスクールの無料体験に行くきっかけになったDJさんとたまたまクラブで再開し、最近はDJどう?と聞かれました。実はまだはじめていない、ということを伝えると、どうして?と半ば詰められ...(笑)DJを始めたら、クラブイベントのブッキングマネージャーも紹介するよなんて言ってくれました。現在はわかりませんが、その子は全国でも大きい規模のクラブ、メインフロアばかりでブッキング貰うほどの実力のあるDJさんでした。
そうしてその日のうちに、DJもできないけどマネージャー紹介するわ!と、なぜか紹介してもらい、そうして私はDJをはじめようと決意しました。

4、縁

最後の章になりますが、この「縁」についてはすべての事象において大切なことだと言えると感じています。また、縁は自分で引き寄せるものだと実感しています。少しスピリチュアルな話にはなりますが、ポジティブなことを発信していたり、行動していると同じような事が引き寄せられ、逆も然り。DJに関しては「縁」があったからこそ今の自分があります。

実は、私はDJスクールを一度やめていて、その時は先生との馬が合わなかったことを理由にしていたのですがそれでもやっぱりDJは続けたかったとおもっていたんですよね。そんな中、スクールのグループラインは生きていたので、そこで久しぶりに先生からメッセージが来て、「またDJ練習にきませんか?」という内容だったのです。気まずいなとおもっていた友達から久しぶりに連絡が来て、不思議な感情になるみたいな、そんな感覚でした。でもその頃には、本気で「クラブでDJするまで諦めない」という意思があったので、最後までやりぬきました。

結果、クラブDJとしてはデビューできたのですが。正直、当初は全然楽しくなかったのです。

「人を感動させたい!!!」

1の章で書いたこの想いを、DJデビュー時に達成できなかったのです。
誰よりもクラブに早くインしてスタッフさんに挨拶、掃除の手伝い、無観客の中DJ。DJ終わってから、来ているお客さんに声かけ、集客。

もちろんお給料も発生しません。ある意味ボランティアに近いことをしばらく続け、嫌になっていた頃。
帰りの電車の中でふと「自分はDJを通して何を実現したかったのか」を考えました。具体的には、DJとして活動するならどのようなイメージが理想か。

考えた結果、そもそも私が当時出演していたイベントは選曲が半ば指定で、ラウンジミュージックのようなもの。まずこれが嫌だったので、自分はどんな音楽でやりたいかを考えた時に、ポップンミュージックのことを思い出し、あの楽曲のようなものを使用したいと考えました。

そして、もっとたくさんの人がいるクラブ(時間帯)がいい!となり、ひとまず、ポップンミュージックのような音楽が流れているクラブを探しました。
通っていたスクールの先生は、知らないの一点張りで、スクールから紹介できるクラブ以外は勝手にしてスタンスだったので自分で探すことにしました。

この先からの話は、また今後書いていこうかと思うのですが、最終的に私はいろいろなご縁や周りの協力してくださる方のおかげもあり、自分で主催するようになりました。

最後に

今もし、この記事を読んでくださっている方の中で、チャレンジしたい事があるけどなかなか時間がとれない、なんて悶々としていましたら、今一度その事が本当にやりたいことなのかをまずじっくり考えましょう。ずっと悶々としているようであれば、「やりたいけどタイミングが見つかっていない」状況にあるのかと思います。

私は元々音楽をやっていたわけでもないですし、DJスクール時代は本当にできない部類で、先生に毎回説教され、帰りに泣きながら帰っていました。。ちなみにこの話は、紛れもなく事実です(涙)

どちらかというと自分自身がDJとして活動続けられたのは、自分の場所(主催イベントやDJのスタイル)が確立されたことが大きかったと感じています。
よくあるDJさんの、途中でやめてしまうパターンとして
・就職して忙しくなってDJどころではなくなった
・ブッキングがなかなかもらえなくてやめてしまった
・DJに飽きてしまった
・ライフイベントなどでやめることになった

などがよく聞くパターンです。

個人的には、DJはクラブで活動する事が全てではないので、楽しみながらする事が一番なのではないかと思っています。
クラブで活動する事が全てではない??って思われた方もいるかと思いますので、そのことについても今後また記事で書いていけたらと思っています。

DJに少しでも興味はあるけれど、誰に相談していいかわからないという方は、お気軽にコメントやツイッター等からDM頂けたらと思います。

すべての方にハッピーなDJライフを!(DJ始める前提......笑)

DJ SENNA

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